横須賀線始発の湘南新宿ラインです。
大宮までは普通列車で、そこから小山まで快速運転。そして宇都宮までは各駅停車になるとの事です。
しかし色々なパターンがあるのですね。
横須賀線の駅めぐりをして、ホームに行くとすでに入線していました。慌ててホームの券売機でグリーン券を買って
二階席へ。やはり始発は空いていますね...
10時2分、発車。
最初の停車駅、鎌倉着。グリーン車にも数人乗車がありました。
それにしても、ホームの屋根の梁の貫禄がただ者ではない雰囲気...
13分、大船着。ここから東海道本線へ。
入線したホームも東海道なのか横須賀なのか、微妙な立ち位置にいます。
東戸塚は東海道本線の駅ながら、半ば横須賀線と湘南新宿ライン専用の駅的な感じ。
横浜市内の駅ですが、静かな雰囲気です。
少し居眠りをしていて、気がつくと
横浜を過ぎて新子安付近で京急とデッドヒート。湘南新宿ラインは京急と競争はしてなさそうですが、少し離れたところを走る小田急とはかなり厳しい競争をしているようです。
45分、武蔵小杉着。
品鶴線(東海道本線の貨物線)ではまだまだ「初々しさ」を残している駅です。
多摩川を渡り、東京都へ。
東海道新幹線との並走区間で勢い線形はよく、ここだけなら京阪神間の新快速に速度的にひけをとりません。
西大井の東京方にある蛇窪信号場で大崎支線に入り、
55分、大崎着。ここからは山手貨物線へ...
考えてみたら、都心の谷間を二階建ての電車で建物を見上げつつもゆっくりと見物出来るなんて、すごく贅沢な事なのかもしれません。
11時3分、渋谷着。
逗子からほぼ1時間で都心に直通するってのは、やはりインパクトがあります。
意外なことにグリーン車の動きはなかった事。これだけ大きな駅なのだから...と思ってたのですが。普通車はそれなりに乗降がありました。
8分、新宿着。
グリーン、普通車ともに乗降多め。車掌さんが交替したようです。
大塚、巣鴨、駒込と山手線沿いに進み、
22分、田端信号場を通過。山手貨物線から東北貨物線へ。
川口を通過。埼玉県に入りました。浦和を過ぎて、
大宮操車場の系譜にいる大宮操信号場を過ぎ、
40分、大宮着。グリーン車に少し動きがありました。
そしてここから快速運転です。
鉄道撮影地で有名な「ヒガハス」付近...
朝は曇り空でしたが、この空はまさに「一陽来復」ってところでしょうか。
蓮田、久喜と停まり、
栗橋は通過。関西の人間にはわからない停車駅の基準があるのでしょう。
程無く利根川を渡り、茨城県へ。といっても次の古河だけで、すぐに栃木県へ入ります。
その古河には12時9分着。
大きな街ですが、ほとんど動きがありません。
21分、小山着。快速運転はここまで...
貨物列車が待避していました。
小金井着。
高崎線で言うところの籠原みたいな駅で、ここで編成を切り離す便があるのですが、この列車ではそういった事もなく、少し停まってすぐ発車しました。
東北新幹線の高架ばかりが車窓の友...
と言ってたら、宇都宮貨物ターミナル駅を通過。今日は休日ということもあり、停まってる列車は少なめです。
最後の停車駅、雀宮はまったく動きがなく...
47分、終点の宇都宮に到着。
まさに「どっと」利用者が降りてきた...そんな印象です。
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横須賀線や横浜からの利用者は渋谷・新宿で、逆に新宿や池袋からの利用者はほぼ小山以遠まで乗り通しており、湘南新宿ラインの設計当初の使われ方をしていました。
僕のように「通し」で乗るのは却って珍しいのかも知れません。