JR東日本 快速2835Y

以前、熱海からの上野東京ラインに乗ったレポを書いたので、今回は湘南新宿ラインの列車に乗って見ました。
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朝の高崎行きに乗って籠原へ。サイト用のネタを何枚かカメラに収めてホームに降りるとすでに入線していました。
幕は「普通」表記ですが列車としては「快速」のようです(大宮から戸塚まで何駅か通過)
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平塚行き2835YはE233系の15両。そして久し振りの
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グリーン車(階下)を奢ってみました。
これで終点まで800円ほど追銭するだけで快適に過ごせるのですから安いものです。
定刻に籠原発車。現時点でグリーン車には僕1人...
熊谷からまとまった乗車はあったものの、グリーン車に来る利用者はゼロ。2両あるのでもう1両に乗ってることでしょう。
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階下席から見た関東平野。地を這うような景色はある意味愉快です。行田で1人乗車...
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吹上で中線に停まっていた、大館からの貨物列車である2090列車を追い抜き。コキ車をこのアングルから見れるというのも階下席の「特権」でしょう。
ところで、
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階下席って圧迫感があるのでは、と思ってたのですが座ってみるとさほどの「狭さ」は感じられません。
以前乗った上野東京ラインでのグリーン車は2階席でその時はやや圧迫感があったように覚えているのですが、おそらく相対的なものなのでしょう。
2階を歩く人の足音は結構響きますが...
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始発から30分ほど経った北上尾。
徐々に民家が増えてくる感じが、これまた旅をしている感を高めてくれます。
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宮原発車時点でセルフノリホ。階下席は13人と、それなりに乗っています。
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10時56分、大宮着。
さすがに普通車はまとまった乗車があったようで、グリーン車にも3~4名が乗ってきました。
ゴトゴトと分岐器を渡り、東北貨物線へ。高崎線「中電」から「湘南新宿ライン」に変わった瞬間です。
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その東北貨物線に入って最初の停車駅である浦和でどっと利用者が降りていき、ホームはちょっとしたラッシュ状態に。
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荒川を渡って東京都内へ。
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京浜東北線の上中里付近にある田端信号場で線路は東北貨物線から山手貨物線へ。といっても線形的には直進しているだけですが...
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巣鴨付近で山手線とランデブーし、
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11時22分、池袋着。
大宮並みに降車があり、グリーン車から降車はなかったものの普通車はかなり入れ替わったものと思われます。
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新宿、渋谷と都心のど真ん中を通りながら南下していきます。こういうロケーションは集客にはもってこいの状況なのでしょうけと、言い変えれば国鉄時代はずっと貨物線でやってきた「勿体無さ」も...もっとも当時は新宿以外の山手線沿線にさほど人が集まらなかったという事情もあったのでしょうけど。
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大崎では埼京線とりんかい線の電車がお出迎え。そしてここから東海道本線の貨物線にあたる「品鶴線大崎支線」に入り、
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蛇窪信号場で「品鶴線」へ...
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そして西大井は通過。ようやく快速らしくなってきました。
新幹線と並行する区間ではこれまでにない熱い「走り」を見せて、
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多摩川を渡り神奈川県へ。
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武蔵小杉を出たところで「シンツルソ」...かつての新鶴見操車場、現在の新鶴見信号場を通過。
操車場を旅客列車の車内から見れるなんて、国鉄末期まではあり得ない話で、時代を感じます。
この新鶴見信号場で品鶴線とは別れて、東海道本線(別線)へ。高崎線の「中電」が転線に次ぐ転線を重ね、ようやく「トカ線」の中電になりました。
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横浜には12時01分着。セルフノリホ...グリーン車は3名。ここでグリーンからも結構まとまった数の利用者が降りていきました。
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横浜を出ると緑が次第に増えて、高崎線沿線とはまた違った長閑さがあります。
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東戸塚手前で、鶴見から下を潜ってきた東海道貨物線が地上へ出てきており、大船まで短いながらも東海道本線は「複々々線」に...
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戸塚出発後、別線から東海道本線へ最後の「転線」。
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大船まで猛然と加速し、戸塚停車中に追い抜いていった貨物列車に追い付き、並びながら大船へ...
その大船からグリーン車へ1人乗車...
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辻堂発車。終点まであと少し...そして茅ヶ崎でグリーン車は僕1人に。
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終点の平塚には12時33分に到着。グリーン車はほとんど居ませんでしたが、普通車からはどっと降りていきました。

湘南新宿ラインの列車、ということでその線路の移り変わりと利用者の流れを観察してみたのですが、それほど車窓に大きな変化があったようには感じず、利用者の流れも何十年も前も前から当たり前のように使われていたかのような錯覚に陥りました。
それだけ湘南新宿ラインが利用者に定着した、という証拠なのかもしれません。

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