西鉄電車を通しで乗るのも久しぶりです。
前に特急に乗ったのは黄色い2000形という専用車でしたが、
今回は6000形という、同社の標準的な通勤形です。
急行列車として到着し、2分ほどで折り返して西鉄福岡を発車しました。地元の阪急よりも速いような気がします。
数本前の列車が急病人対策で数分ずつ遅れ、この特急も5分遅れ...
薬院を出るとしばらくはマンション通りかと思うようなところを走り、
井尻手前で九州新幹線の下を通過。まだ福岡市内ですが、はや郊外的な雰囲気になっています。
車内は立客チラホラで、座席も空いているところが目立ち全体的に空いています。西鉄福岡への到着便は首都圏や京阪神のラッシュと変わりありませんが、西鉄福岡を「出る」便はそうでもなさそうです。
下大利付近。西鉄福岡から大野城市内の九州道と交差する付近まで連続高架化する計画のようで、高架には架線が張られまもなく竣工しそうな感じです。
8時53分、西鉄二日市着。ここで座席がサラリと埋まりました。
ここを出ると久留米までノンストップ。
朝倉街道を出ると線路はひたすら真っ直ぐで、筑紫平野を突っ切るという言葉がまさに似合います。
宮の陣で甘木線と合流し、
久留米到着。福岡から約30分...早いです。
花畑を出て試験場前を通過すると、
単線に...インターアーバンの鉄道路線ながら単線区間があるということに改めて驚かされます。
しかし、単線になったからと言ってガタピシとノロくなる訳でもなく、これまで同様に高速運転。次の津福を軽やかに通過...西日本鉄道、侮れません。
大善寺からは複線に戻り、
筑後平野の長閑な田園風景の中を快走します。
蒲池から再び単線になり、一駅挟んで柳川着。ここでまとまった下車があり福岡発車時くらいの空き方に...
塩塚~西鉄中島で私鉄には珍しい信号場を通過。上り普通とすれ違いました。単線鉄道なので信号場はあっても別に不思議ではありませんが、インターアーバンを標榜する鉄道会社でローカル然とした信号場があるということに、面白味を感じます。
開で再び複線に。JR鹿児島本線と並行しつつ、
最後の停車駅、新栄町着。降車はパラパラ...
終点の大牟田には9時39分に到着しました。遅れは4分...なかなか回復はしないものです。