JR四国 特急宇和海3号

未乗状態の予讃線松山以西の乗り潰しを兼ねて乗ってみました。
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国鉄時代の急行「うわじま」の系譜にいる列車で、関西に居ると本当に縁のない列車です。
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6時20分頃、市坪方から光が近づいてくるなーと思ったら、これが乗る予定の特急「宇和海3号」だったのてすが、まさかのN2000系...高徳線の特急というイメージか強い系列なだけに、意外でした。
そして当然、
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最前列をキープ。自由席が編成前寄りってのが鉄ヲタ的に有難いところです。
定刻に発車。流しノッチの後は車のような加速をしながら...
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松山駅の高架化工事で、南伊予付近に移転した松山運転所を見ながら、最初の停車駅・伊予市着。用務客がどっと乗り込みビジネス特急らしく...
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向井原を過ぎ、予讃新線へ...この呼び方する人どのくらい居ますかね...
伊予大平を過ぎるとトンネルの連続そして長大トンネル...新線らしく地形は無視しトンネルと高架でほぼ直線で貫いています。
そして駅は、
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ローカル線にありがちなY字分岐ではなく片側分岐。国鉄時代は違ったかも知れませんが、予讃新線自体は高速化しやすい構造なのかもしれません。
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7時12分、内子着。ここからも用務客がチラホラ乗って自由席はほぼ満席状態。
山あいを抜けて平野部に出、
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伊予若宮信号場で、「海線」こと、海沿いを走ってきた予讃線と合流。
伊予大洲で多上り「宇和海」とすれ違い、
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35分、八幡浜着。
ここで半分以上が下車し、車内はやや落ち着いて...さすがは南予地方北部の拠点都市です。
山あいの小さな峠を越えると、
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南予地方らしい、穏やかな平野に出て、
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坂を降りきったところにある伊予石城で八幡浜行き普通列車と交換。
卯之町を出た直後に、
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車窓一面の桜が...ここに限らず沿線は何処も淡いピンクに染められていました。
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下宇和で運転停車し、宇和島からの上り特急「宇和海6号」と交換。あちらもN2000系でした。
その下宇和を出て長いトンネルを抜けると、
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今乗ってる特急の列車名の由来となった宇和海がチラリと...
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最後の停車駅・伊予吉田。
車掌さんがきっぷを回収していました。それにしてもJR四国の車掌さんはよく走っておられますねぇ...
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北宇和島で予土線と合流し、
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8時13分、終点の宇和島に到着。
予土線の黄色い気動車がお出迎え...

急行「うわじま」の後をついだたけあって、停車駅が多い特急でしたが、俊足をもって尚余りある感じで充分に「都市間連絡列車」としての面目は果たしている、のてはないでしょうか。

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