JR四国 8814D

予土線初乗車です。
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この列車、松山7時半くらいの特急からでも乗り継げるそうなのですが、3分接続は慌ただしくなりそうなので1時間以上前に着く特急で来た次第...まあ鉄ヲタの行動ってそんなものです。
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宇和島駅3番ホームに横付けされた窪川行きはキハ54ながら、「しまんトロッコ」という名前がついた黄色い列車でした。
あと数日すると貨車改造のトロッコ車が連結されるそうなのですが、今日はキハ54のみ...うーむ、なかなかイベントに縁がありません。
定刻に宇和島発車。
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次の北宇和島からいよいよ予土線へ...と、すれ違ったのがウルトラマンのラッピング?と目を見張りましたが、どうやら海洋堂というフィギュアメーカーさんの宣伝ラッピングとの事。
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務田までは緩い上り坂をジリジリ登っていましたが、それを過ぎると穏やかな平野部へ。
伊予宮野下、二名と乗降はあるものの、大きな動きは無し。車内は3~4割ほどの入りですが、地元利用者は少なくお遍路さんと18きっぱーがパラパラと居るだけで、如何にも春休みらしい雰囲気です。
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深田駅。プラットホーム1本の静かな駅ですが、桜が咲き乱れていました。
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10時7分、近永着。
ここで半分ほどの利用者が下車し、車内は僕含め7~8人に...予土線は窪川行きという通しの運行便は少ないものの、ここ近永までは日中に何本か設定されているのですが、その理由が判ったような気がします。
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吉野生駅。ここでも1人下車。愛媛県の端もまもなく...
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広見川と一緒に高知県入り。この川は江川崎付近で四万十川と合流することから、いわば四万十川の上流となる川と言われています。
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高知県最初の駅となる西ヶ方は、可愛らしいログハウス風...
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江川崎着。
ここで2分停車の「小休止」...運転士さんよりミニ観光案内があり、普通列車の旅ながら気分が盛り上がります。
江川崎から先は鉄建公団が造った区間ということもあって線形はすこぶる良く、列車の速度もそれまでガタピシ鳴らしながら走っていたのが、一気に現代的な加速を持って快走し始めました。そして、
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四万十川が車窓に広がります。
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半家に数人の人がいましたが、撮影だけで乗車はせず...多分駅名に惹かれて来た人たちでしょう...
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11時13分、土佐大正着。
ここで20分以上の停車...で、隣には宇和島行きか停まっていましたがなんと「新幹線」...色を塗り変えてそれらしいハリボテを付け足した訳ですが、SNSでしょっちゅう取り上げられるくらいに有名になっています。
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よもやこんな山の中の駅でネタ列車が2本も並ぶとは...
この停車時間を利用して近くのスーパーで昼飯を調達。
打井川では列車をバックに桜を取る人がホームにチラホラ...
予土線最後の駅・家地川着。
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ここで一人下車すると思いきや、ここで帰りの列車の時間を聞いてあまりの長さに断念した模様...窪川まで行くそうです。
駅を出てすぐのトンネルを抜けると、
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土佐くろしお鉄道と合流し川奥信号場着。この時点で予土線完乗。
信号が赤だったので何かすれ違いがあるのかと思いましたが程なく青に変わりそのまま発車。
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若井で下車。終点の窪川は次ですが予土線完乗が目的だったし、次の列車まで結構タイトなのでここで乗り捨てすることに...

江川崎を境に大正時代の鉄道、そしてその先は昭和後期の鉄道って感じになり二度楽しめる、そしてフィギュアメーカーさんとJR四国がコラボするラッピング列車が闊歩している...そんなローカル線でした。

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