炭屋さんの「乗ってみました」

旅する炭屋~炭屋さんだって旅したい~

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JR西日本 特急スーパーおき5号

「スーパーはくと」から乗り継いだのがこの列車で、要するに関西~中国地方の移動でディーゼルカーにこだわった乗り継ぎをしています。
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しかし鳥取~新山口、5時間…いまどきこれたけ長く乗れる在来線特急も少なくなりましたね。
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キハ187系は何度となく乗っていますが、国鉄時代の特急を見てきた目にはこれが特急車両ということにやはり違和感を覚えます。
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オールモノクラスなので、指定席も自由席もこのタイプのシートです。可もなく不可もなくといったところでしょうか。13時6分、定刻に発車。
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5分ほど走って最初の停車駅、鳥取大学前に到着。特別急行列車なのにバス停名みたいな駅に停まるんだなと思うとちょっと笑えてきます。
末恒で運転停車したので、お昼のお弁当をば。
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「あご寿司」と清酒「福寿海」です。
あご、とはトビウオのことですが酢でしっかり締めてあるせいか上品な押し寿司になってます。あごは焼いたおかずくらいしか知らなかったのですが、こうして立派な寿司になるのは初めて知りました。
清酒は鳥取の地酒で、アルコールがガツンとくる中でも米の香りも後から追っかけて来ており、荒削りな地酒らしさを体現してくれています。
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少し足らなかったのでサンドイッチとJR西日本限定とかいう「ゆずビール」で2回戦。
石川県の方の地ビールだそうですが、ゆずの香りがするビールというのは面白いかも。悪くないです。
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お酒や食事を堪能してふと外を見たら真っ青な空に日本海。これぞ旅、ですね。
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それにしてもキハ187系…智頭急行のHOT7000系に勝るとも劣らず。速い速い…
倉吉から先は直線区間があるのですが、容赦なく加速しトップスピードで駆け抜けていきます。霊峰の大山を拝もうにも次々変わる風景にやや閉口…
しかし今の時代、これくらい飛ばさないと競争に負けるのでしょうね…
速さに圧倒されていると
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架線とコンテナ群…伯耆大山を過ぎました。しかしEF64を構内入換に使いますか…
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14時11分、米子着。ここで1人乗車。鳥取からの乗務員さんは交替した模様。
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荒島を過ぎて中海が…茫洋とした湖面が何となく懐の深い女性を思わせます。
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14時34分、松江着。県都ではありますが閑散としています。
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程なく宍道湖が見えてきました。乗務員さんからも
「列車は宍道湖に沿って走っております。宍道湖は全国でも~番目に大きな湖で…」
うーん、こういう観光案内的な車内放送って久し振りに聞いたような気がします。JRになった今では聞けなくなったと思ってましたが、未だにこういう放送があるというのは、やはり嬉しいものです。
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15時過ぎに出雲市着。ここで2人乗車…「3密」にならないのは有り難いけど、静かですね。
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西出雲でこれから「ご出勤」の「やくも」とスライド。これから先、終点まで非電化区間に…
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そして日御碕を抱くようにして日本海が…これからはこの海が車窓のお供です。
大田市、温泉津と停まるもそれほど乗降客はなく
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黒松で上りの普通列車と交換。
そうそう、山陰線ってこういう風景が当たり前の線区なんですよ…100キロ越えでかっ飛ぶ特急列車が特異なだけで…
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江津で1分停車の間にホームの自販機でジュース購入。車販が無くなったのが地味に堪えます。
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16時16分、浜田着。ここまで3時間…まあこれでも国鉄時代からすればかなり速くたどり着けるようにはなってるんですよね。
駅裏の浜田客貨車区の跡地は浜田鉄道部が僅かに残るのみで、あとはきれいさっぱり再開発されて別の街になってました。
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折居で上り特急と交換。
行き先幕も愛称幕もLEDになったことから、逆光では何も見えず…
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岡見~鎌手で。
空と日本海があまりにも神々しかったので…というか海を見れるのもこの列車に乗車中でこれが最後になるので…
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16時53分、益田着。
浜田と良く似たシチュエーションですが、南に来た分こちらの方が開放的な雰囲気があります。
ここで乗務員さんが交替。米子、出雲市、益田と3回目。
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山陰本線から分かれ山口線へ。普通列車で乗り通したことはありますが特急列車では初めてです。
…山陰本線では制御振り子をフルに作動させてましたが、山口線に入った途端にカーブもソロソロと…新幹線連絡列車なんだから速達性を上げてもいいように思うのですが、やはり費用対効果なんでしょうか。
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高津川沿いに遡上する風景は風光明媚ではありますが…
日原に停まったので未成線の岩日北線の予定地を見てみましたが
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ただの側線跡地っぽくてもう一つイメージが…ま、錦川鉄道で半分は実現したものの、仮に開通させたとしても国鉄の「お荷物」路線になってたかもしれませんから実現しないほうが良かったのかも。
「この長いトンネルを抜けますと、津和野に到着致します…」
このレチさん、いちいち言い回しが深くていい感じですね。
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その津和野には17時26分に到着。山陰の小京都と言わしめた城下町ですが、残念ながら素通り…
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トンネルを幾つか抜けて山口県に入りましたが、外はご覧の通り…台風が九州に近づいているので仕方ないですね。
三谷をでたあたりでうとうとし、気がついたら宮野…
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18時19分、山口着。
雨も結構強めに降ってたらしく窓は水滴だらけ…やっぱり日本は広いです。
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最後の停車駅、湯田温泉は乗降客はほとんどなし。
大歳では最後の「運転停車」…
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18時36分、終点の新山口に到着。
雨は…上がってました。

鳥取から5時間半乗り通した訳ですが、後で調べたら気動車特急では国内2位の長距離列車だったとか。
「旅は鈍行に限る」という論調に異を唱えることは致しませんが、これだけ乗っていると特急であっても始発と終点で車内も車窓もこうも表情が違うのかと驚かされます。ちょっとしたクルーズトレインに乗ってるような気さえします。
皆さんにも是非、5時間半のレギュラークルーズをお試しするようお薦め致します。

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