JR九州 120M

出張プラス青春18きっぷでの帰り、ということで福岡の「初電」に乗ってみました。
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博多駅(筑紫口)に4時半過ぎに着いたものの、まだ出入り口には鍵が…そういえば博多バスターミナルでも似たような事が…と思って焦っているとガラス越しに博多口の方で人が。
こっちも早く開けてくれ、と思っていると5分ほどで警備員さんが来てようやく開錠。いかんいかん、せっかちになってます。
ホームでしばし待っていると、
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鹿児島本線上りの門司港行き「初電」が入線。813系の6連と、見慣れた編成です。
驚いたのはこの初電に30人ほどが乗り込んだ事。初電なんてガラガラ…って思い込んでいただけにちょっと驚きました。皆が皆「18きっぱー」じゃないでしょうけど…
5時1分、定刻に発車。
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吉塚、箱崎、千早と停まるも乗降はそれなりで、まとまった降車があったのは14分の香椎。福岡市内の足として活用されているのに安心はしたものの、この人たちこの電車まで何やってたんだろ?と妙な心配をしてしまいます。
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箱崎あたりから白々と空が明るくなってきたのは判ってたのですが、完全に明るくなったのは古賀を過ぎたあたり…このところ晴ればかりでややウンザリしていたのですが今日はどうやら曇り。涼しかったらいいのですが。
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福間では待避線で電気を落とした415系が…「分オイ」つまり大分支社の電車ですが福岡都市圏に「出稼ぎ」に来ているようで、駅の案内では熊本へ行くような感じですが随分と広域運用をこなしています。
45分、赤間着。
「5分停まります」
の案内があってもしかして…と思いカメラを構えたら、
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貨物列車が轟音を立てて通過。しかも牽引機はED76…かつては九州島内であればどこでも見れた機関車でしたが、EH500に押され稀少種に…編成短めで域内輸送の列車だとまだまだ現役のようです。
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海老津~遠賀川で朝日が差し込んできました。初電から見るご来光は格別です。
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6時9分、折尾着。ここからは北九州都市圏です。車内も気づけばシートが結構埋まってます。
ところで
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いつの間にか筑豊本線(若松線、福北ゆたか線)のホームが高架になってました。下を交差していた頃はディーゼルカーが行き交ってたものですが、それも遠い昔に…
少し居眠りをしていたら、
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西小倉を出たところで、
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6時37分、小倉着。前の方はどっと乗降があったようで賑やかでした。
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雑草に覆われた東小倉や北九州貨物ターミナルと貨物関連の施設や駅を眺めながら門司へ。
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下関行きと接続しており、大垣ダッシュならぬ門司ダッシュで乗り継ぐ利用者でホームはちょっとした喧騒に…
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小森江を出て貸切になり、
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6時51分、終点・門司港到着。

博多からの初電が到着した駅はノスタルジックな雰囲気に包まれていました。

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