途中区間は何回も乗っている九州新幹線ですが、全区間乗車は初めてです。
早めに起きて博多駅11番ホームへ。九州新幹線の為に拵えられた新しいホームとの事で、ここから乗るのは初めてです。
すでに「つばめ307号」はホームに入線しており、推測するに博多発の「初電」であることから前夜からここに留置されてたのでは、とおもいます。
編成はJR西日本のN700系のようです。
6時ジャストに開扉。
4列シートがズラリと…以前も書きましたがこれで普通指定席なんですよね…
装備が簡素なので普通指定席なんでしょうけと、一昔前ならグリーン席と言われれば通ったような気がします。
「車内販売等はありません…」
こういう案内が車掌さんからありましたが、まあ各停タイプの「つばめ」だから別に気にはなりません。
6時10分、博多発車。
JR西日本の編成なので谷口新二の「いい日旅立ち」のアレンジチャイムが流れ「本日はJR九州をご利用いただき…」の案内が。なかなかシュールです。
博多総合車両所までは控えめな走りでしたが、車庫が視界から消える頃には加速をつけ一気にトンネルへ。
それを抜けると程なくして最初の停車駅、新鳥栖着。
長崎新幹線、ここに接続されるのでしょうか…
発車してすぐに「まもなく、久留米です」の案内が流れ、
筑後川を渡り久留米着。
新鳥栖と違い、待避線のないシンプルな駅です。しかし在来線時代からこの2駅は近く、新幹線開通でよりそれが際立ったように思います。
現在工事中の北陸新幹線で、武生と鯖江はどうするんだろうか…ヘタすれば新鳥栖久留米より短くなるぞ、と思ったら離れたところに南越駅(仮称)として開業するようで…
「平成の政治駅」と言われている筑後船小屋には36分着。
下り方に待避線があるので運行的には柔軟性が担保されてますが、上りはホームのみ…
そういえばここまで博多から10人乗車があった以降は久留米で1人下車したっきりで一切動きはありません。「初電」なのでこんなものなのでしょう。
新大牟田、新玉名はうつらうつらとしてしまい確認できず…
7時、熊本着。編成の前の方は乗降はそれなりにあるようでしたがら8号車のあるこちらは静かなもの…
暫定開業時の在来線連絡ルートの跡を確認し新八代着。これをもって九州新幹線完乗。
トンネルの連続となり、明るくなったとおもってのもすぐに次のトンネル…山陽新幹線に勝るとも劣らずの「モグラ新幹線」です。
いつの間にか新水俣に着いており、トンネルの中で鹿児島県入り。
「まもなく出水です」の案内とともに遠くに不知火海が現れ、
鹿児島県最初の駅、出水着。まとまった降車があったようで前の方は賑わっていました。こちら最後尾8号車は1人下車…
南国らしい茫洋とした風景を見ながら、
川内川を渡り最後の途中駅、川内着。
まあここからは一時期コンスタントに鹿児島中央まで乗ってた訳ですが…
心なしか車内が暑くなったような気がします。
定刻の7時58分、終点の鹿児島中央に到着。乗ってきた電車は折り返し「みずほ604号」になって新大阪へ向かうようです。お疲れ様です…