長野出張だなー。東京経由になりそうだなー。という訳で「今しかない」感が炸裂して…
北陸新幹線自体はすでに全線乗っていますが、東日本エリアの新幹線での特別シート「グランクラス」を体験してみようと今回の出張にかこつけて試乗してみました。
以前と同じE7系…ん、これはW7系?んー、どっちだろ。
(長野到着時に確認したらE726…東日本の車両でした)
少し前のパソコンゲームでポリゴン表示がこんなんたったなぁと思いつつ、
2-1シートながら何この重厚感…長野まで特急料金込みで10K越えですが、印象はその値段に充分報いているように思います。
何せシートが全自動なんですよ、皆さん!ANAのプレミアムに近い印象を受けました。
窓と席の隙間がほとんどない…重厚さにも程があるでしょうに…と思わせるくらい徹底的に高級感を出しています。
僕とあと1人乗車してきて、18時40分定刻に東京駅を発車。
設えに圧倒されながら都内をゆっくりと進行。ところで「あさま」は北陸新幹線内では「こだま」的な立ち位置にいるようで、本庄早稲田以外はすべて停まる「各駅停車」です。
ゆえにグランクラスでも軽食サービス等はない簡易スタイルな訳なのですが、貧乏性な僕には設えだけですでに圧倒されているだけに、これでサービスがあれば…いやいや、いつかフルサービスの便も乗ってみたいですね。
19時過ぎ、大宮発車。ここからは上越新幹線へ。
というワケで「居酒屋グランクラス」開店。
東京駅の大丸で仕入れた「海鮮ばらずし」と宮城の銘酒「一ノ蔵」で前半戦。
東北旅行以来のマイフェイバリットなお酒なのですが、やはり旨いです。
それと海鮮ばらずしとの相性も抜群!自分のアシで獲得した飯は旨いです。
そして後半戦は
崎陽軒のシウマイ弁当とヱビスビール。
飾り気はありませんが、東海道新幹線の夕食を北陸新幹線でも味わいたい、というマニアックな願いをかなえてくれます。
焼売の旨さが安定していて、とりあえず迷ったらコレ、という感じですかね。
「居酒屋グランクラス」は大宮で開店し、高崎を超えて
軽井沢まで続きました。
佐久平を出て、座席をフルリクライニング。
視界はこんな感じです。まさに極上…
長野までの特別料金1万円を高いと捉えるかどうかは皆様にお任せしますが、従来のグリーン車にもない新たなコンセプトを持ち込んだグランクラスといものに対しては1万円でも妥当、いや割とお得かもしれません。
格差社会、とネガティブに捉えるよりもちょっと頑張ってグランクラス、というのも悪くないんじゃないでしょうか。
20時25分、終点の長野到着。
いち早くホームに下りてみましたが、意外と閑散としていました。
初グランクラスでしたがサービスがある状態ではなかったので乗ってこられた皆様とは印象が違うかもしれませんが、個人的には設備としては極上、と思っています。
いずれはフルサービスのグランクラスに乗ってみたいものです。