阪急電鉄 快速特急110列車 京とれいん雅洛

出張の移動で偶然この列車に乗れたもので…
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十三で待つこと20分(笑)、この表示をみて今日運行されることを確信しました。
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というのもコロナ拡散防止に伴いしばらくの間運休されており、いつ乗れるのかなぁ…とは思ってました。
それにしても停車駅が十三と淡路、桂、烏丸とは…昭和の京都線特急を彷彿とさせますね。
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定刻に大阪梅田から入線。標識灯の所に金の帯が入っているというのも往年の6300系を思わせてくれます。
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簡素ではありますが仕切りがあり、通路には暖簾が…インターアーバンを標榜する同社でも異例中の異例なインテリアです。
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座席はごらんのように畳と敷物の腰当て…どこまでも「和」を意識してます。配置としては通路を挟んで2-1シートでボックスを形成しています。
十三発車後は淡路まで立ってましたが、淡路を出ると空席が出来たので着席。うーん、畳はいいですねぇ。
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20分ほどで高槻市を通過。
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そして次第に山が近づいてきました。何回も乗って見ている風景なのですが、阪急京都線ですが、こういう列車から見ると別な土地に来たような気がします。
一方車内はというと、観光客1/3ほどで後は用務客といった感じでしょう。コロナ禍の影響を払拭すべく、GOTOトラベルなるcampaignを政府は打ち出していますが、肌でコロナ禍を感じている利用者は出ないのかもしれませんね。
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12時7分、桂に到着。降りる人も乗る人も僅かでした。桂川を渡り程なく
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京都地下線に進入。烏丸まで並みいる駅をすっ飛ばすのは快感です。
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終点・京都河原町には12時16分に到着。どっとホームに溢れるサマは変わってませんでした。

こういうクルーズっぽいコンセプトの列車は、同社で今までなかっただけに新鮮な感じがしました。
インターアーバンの会社が考えた「おもてなし」の列車としては上出来ではないでしょうか。

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