JR西日本・JR九州 臨時快速ムーンライト九州号

(原題:撮り鉄、乗り遅れ・・・いろいろ)

(記事の性質上、原文・レイアウトをそのまま掲載しています)

【路線データ】

  • 事業者:JR西日本・JR九州
  • 路線名:臨時快速ムーンライト九州号
  • 車両型:ED76・EF81・EF65 + 14系
  • 路線型:普通列車(快速)
  • 乗車日:平成18年7月28日
  • 乗車区間:博多~大阪

【乗車記】

ムーンライト九州号。
踏切事故の影響で発車時刻に入線w
オハ14-207 8両ヘセ

・・・そうです。朝の事故の余波で発車時刻に「入線」してきました。
さすが夏休みだけあって同業者がざっと見ただけでも9人。発車して数分の箱崎でさっそく運転停車。後続の「有明号」に道をゆずる。
このあたりから門司区の車掌さんが検札にやってきた。その最中に


「展望車はいつ連結されるんですか?」


という問いを車掌氏に投げかける客が多数。その都度返答していた車掌さんの答えを要約すると・・・

 

  • 展望室に居座る客が多くなってきた。
  • 無札(つまり指定券を持たない)客が強行乗車しここに居座るようになった。


ためにマナーが悪化。やむなく外す事になったそうだ。
確かにあの展望室は知ってる限り「居座り組」が絶える事が無かったもんなぁ・・・僕があそこに立ち入ったのは2回ほどだけど、ことごとく満員状態で5分と居れなかったorz
展望車が無くなったのは残念だけど、仕方ない措置なんだろうな。

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検札が終わって、博多駅で仕入れた駅弁で夕食と洒落込む。「大名道中かしわ」という名前で、弁当箱が大名籠で箸箱がそれを吊る棒をあしらったユニークなもの。1段目はかしわめしで、2段目がおかずが一杯詰まっていた。かしわめしが入っているあたりはさすが東筑軒らしい。おかずは全体的に辛めか・・・

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乗り鉄スレ(当時の2ch・現在は5ch)にカキコしていたら、偶然にもそのスレの住人(投稿者)が同じ列車に乗車されてる事が判明。遠賀川運転停車中に「会合」した。東京以来の2回目になる突発オフを車内で実施。その住人さんは南九州を回られたようで「いさぶろう」の指定券を持ってました。


折尾、黒崎、戸畑と停まって小倉で大量乗車。門司で恒例の機関車交換を見物しようと他の「同業者」と一斉に連結部へ

門司で機関車交換を見ていたら置いてきぼりを喰らいorz

ここまで「ムーンライト九州号」をけん引してきたED76が離れ、EF81が即座にやってきた。見終わってさあ・・・と思ったら・・・


発車してますがな!(∥゚Д゚)


汽車は出て行く煙は残る・・・と暢気に構える事もなく門司駅の出札掛に事情を話すと
「ここじゃどうしようも出来んから、次の下関行きに乗って!」
と返された。そりゃそうだ。こっちの不注意だもんなww

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ムーンライト九州号の門司発車は22時31分。ホームを駆け下りると後続の宇佐発下関行きが到着した。この電車の門司発車が22時38分。とりあえず飛び乗り乗り遅れたこっぱずかしさと走ったしんどさで汗がダラダラ出てきた。こういう状態で平静を装うってのは至難の業ですね。
関門トンネルを抜けて下関に着いたのが22時44分!果たして「ムーンライト九州号」は―

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とりあえず後続の下関行きに飛び乗り無事「捕獲」。乗り遅れなんて久しぶりだなぁwww
下関でレチ交替

いやホント、乗ってた列車に乗り遅れるなんて久々にやってしまいました。中学生の頃に山陰線でやっぱり撮影に夢中で同じような事をやってからだから・・・息をはずませ列車に戻ると、乗り鉄スレの住人さんに笑われるわ、実際のスレにも「コントかよww」とカキコされるし・・・いや乗ってからもこっぱずかしかったなぁ。


無事乗車し下関発車。厚狭停車は覚えていたけど後は昼間の疲れと先ほどの強制運動wで疲労感に襲われ・・・


何回か目が覚めるも、どの辺を走ってるかは皆目検討がつかず。
車掌さんの「おはよう放送」で目が覚めたら岡山だった。

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おはようございます。
多分万富あたりかと。

最後尾まで歩いて車掌さんから「青春18きっぷ」に日付を入れて貰う。格安なのは有難いがこういう「お約束事」が面倒くさい。
万富あたりでなんとなく山の稜線が白くぼんやり光り、兵庫県に入る頃にはカンペキに「朝」になった。
姫路で長めの停車となったが、昨日の事があるので列車回りを撮影するぐらいで留めた。

快速と言いながらも牽引機関車が特急対応車なので足が速い…

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機関車けん引なんで引き出しは亀のように鈍いが、一旦走りだすと結構「速い」。もと特急けん引でその名を轟かしていたEF65だから、快速列車での運用といっても潜在能力は高そう。


加古川、明石、神戸と新快速と同じ停車駅をこなし三ノ宮には6時過ぎに到着。見慣れているハズの風景だけど、なんか違う街の風景を見ているようだった。生田川を渡ってる時に眼下に広がる風景なんて僕の子供の頃の原風景だけど、なんとなく違うように見えて不思議な感覚だ。

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終点・新大阪には7時前に到着。昨日車内で突発オフをしたスレ住人さんは関東に18時までに入らなきゃ、と行ってホームで別れた。客のいなくなった車内はまさに「宴の跡」といった感じで一種の寂寥感する漂っていた。


前回「ムーンライトながら号」で座席夜行は疲れたとこのブログで書くと同じ鉄ヲタの友人(寝台ヲタw)から「そうだろーそうだろ」と笑いながら寝台列車の旅を勧められたが、今回の夜行快速に乗っての感想・・・


座席夜行も捨てたもんじゃない

 

ですw

(令和元年5月17日記事構成変更)

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