以前、鹿児島交通観光が担当する便には乗ったことがありますが、「親会社」の担当便は初めてです。
ホテルを出てタクシーに乗り、「桜島号」の始発・鹿児島本港バス停へ。この時間、公共交通がないのがキツいですね。
朝食を調達し、バス停前で待っていると
福岡行き「桜島号」54103便。鹿児島交通のヒュンダイユニバースがやってきました。
鹿交担当便はこの車がある、というのは知識では知ってましたが、まさか自分が乗ることになるとは...
車内は4列シートがズラリ。以前西鉄担当でも4列シート車には乗りましたが、鹿児島側の事業者もしっかり合わせてきています。
改札時にこちらの不手際(Web乗車券なのに印刷するのを忘れてた)でちょっとヒヤッとしましたが、何とか処理してもらい一段落。ゴメンナサイ...
6時25分、定刻に発車。ちなみにここからの乗車は僕1人...
最初の乗車地・天文館に停まるも乗車はゼロ。交通の便はいいはずなんですが、誰も居ないのは珍しい...まあ早朝はこんなものですかね。
42分、鹿児島中央駅前着。
ここから2人乗車。ここもガッツリ乗ってくるイメージがありますが今日は控えめです。
武岡トンネルを抜けて鹿児島インターから九州道へ。
一時期は鹿児島北インターで降りて3号線を走ってた時期がありましたが、最近は開設当初のルートに戻っているようです。
高速伊敷は乗車ゼロ。
高速帖佐で2人乗車。以前数回乗ったときはここでの乗車を見かけなかったものですが・・・やはり朝便は色々と違います。
今日の鹿児島は曇り。路線愛称の由来となった桜島も笠をかぶっています。
溝辺インター手前で鹿児島空港行きの鹿交リムジンとランデブーし、
7時22分、最後の乗車地・鹿児島空港南着。ここで1人乗車。
乗務員さんが、
「で、ここで整理したらカウントで確認ね」
と同僚の乗務員さんにレクチャー。始発で見た時は「2人乗務?」と思ったのですが、どうやら路線教習のようです。
出発後、乗務員さんからアナウンス。西鉄バス並みに丁寧かつ微に細に網羅した案内に、同社のレベルを見たような気がします。
居眠りしているうちに宮崎県に突入。
霧島連山の韓国岳も笠をかぶってますね...
川内川を渡り、鹿児島の名残ともお別れし、
最初の休憩地であるえびのPAに到着。市内よりは涼しく高原にいることを実感します。
加久藤トンネルを抜け熊本県入り。
こちらも曇り空です。
緩いカーブを下って人吉を過ぎ、いくつかのトンネルを過ぎると
九州道で最長の肥後トンネルに突入。この辺からも再び居眠りし、
球磨川を渡り八代ICで南九州道と合流。八代平野に入っていました。
車窓は青々とした田園風景に...
このあたりは「い草」の産地として知られており、これらがそうかと言われると心許ないですが、どこまでも続く青い平野は見ていて和みます。
そしてまた居眠りを続け、熊本市内を過ぎたのも気づかずに
2回目の休憩地の北熊本SA着。いや、4時前から起きてたらこんなもんですか(笑)
しかし今日は九州全域で曇りと雨のはずなんですが、中九州(熊本)は日差しもあって暑いです...
植木から先、中国道にも似たカーブの連続区間があって、
9時45分、福岡県入り。少し曇ってきましたかね。
55分、最初の降車地である八女インター着。降車はなかったものの、車外スピーカーで
「これ乗れません。鹿児島からの到着便ですよ」
と乗務員さんがしきりに説明。どうやら待合室にいた利用者が福岡空港行きと勘違いしたようで...
10時5分、久留米インター着。ここで1人下車。中心地から離れているものの、コンスタントに乗降がある利用率が比較的良いバス停です。
鳥栖JCTで長崎、大分からの高速と合流すると一気に交通量は増え、乗務員さんも素早く追い抜きと譲りを度々行い防御運転。
基山、筑紫野は立ち寄るも降車ゼロ...
25分、太宰府インターで都市高速へ。ここまで来たら博多まではあと僅か...
その都市高速で、
立て続けに西鉄バスの高速車とスライド。いよいよバス王国に来た感があります。
天神北ランプで高速を降りて、
浜の町病院入口バス停付近で路線車に出迎えられ、
10時48分、西鉄天神バスターミナル着。ここて3人ほどが降りていきました。
いつも天神ではゴソッと降りるイメージがありますが、乗ってる利用者の数が少ないですからね...
さほど混んでおらず、11時10分に終点の博多バスターミナルに到着。
ムッとはしていますが少し気温は低めですかね...