えちごトキめき鉄道 1637D

日本海ひすいラインを全区間乗車、というのは初めてです(区間乗車は何回かあり)
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泊までのあいの風富山鉄道の列車を降りて、きっぷの買い直しをし再びホームへ出ると、
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12時24分に直江津からの列車が到着。えちごトキめき鉄道のET122型という気動車です。既視感があるなと思ったらJR西日本の姫新線を走るキハ122と同一型…まだアーバンネットワーク内に居るような錯覚に陥ります(笑)
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金沢からの列車と並びました。利用者は真っ直ぐ歩けば1分とかからずに乗り換えられる、なかなか粋なサービスを両社は提供してくれています。
しかし保安上の理由から直江津からの列車はノロノロ…
発車待ちの間に富山方面から貨物列車が轟音を立てて通過。3セク鉄道とは言え、貨物列車にしてみると関西と東北を結ぶ日本海縦貫線という重要な幹線になります。
発車間際になってパラパラと乗車があって47分、定刻に発車。
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越中宮崎を過ぎて日本海が見えてきました。そしてほどなく、
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市振からようやくえちごトキめき鉄道線へ。
つまり泊~市振間はあいの風とやま鉄道線ですが、運行自体はえちごトキめき鉄道の列車が担当しておりあいの風とやま鉄道の車両は殆ど乗り入れはしていない、という状況になっています。市振や越中宮崎に折り返し設備がなく、県境付近で折り返し設備があるのが泊駅だったから、という風に考えられます。
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ここで昼食タイム。金沢駅で仕入れた「加賀彩々」と金沢の地酒「福正宗」で。
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丁度親不知付近で、駅以外はトンネルが多く日本海を愛でながら一献、とはいかず少し残念でしたが、
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桜に囲まれた青海駅のORS(コンテナ専門のトラック駅)など、鉄道好きには風情を感じさせる風景が広がっており目にも口にも幸せな一時を過ごせました。
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糸魚川に着くとそれまで閑散としていた車内が俄かに活気づき、立客もチラホラ…その糸魚川では同社のクルージングトレインである「雪中花」が折しも同着…酒を呑んだのに走ってしまい結構回ってしまいました。
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能生の桜、これでもかといわんばかりに咲き誇っていました。
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頸城トンネル内のモグラ駅・筒石駅を経て
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ご当地キャラっぽいものが描かれた名立へ。
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名立トンネルを抜けると日本海が更に近づいてきます。こういう駅でふらっと降りて日本海を眺めながらボンヤリとしてみたいものです。
何本かのトンネルを抜け、
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終点、直江津に到着。
あいの風とやま鉄道同様に、幹線3セクならではの手堅く需要を集めているような気がします。

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