今度は「ハピラインふくい」転換後は北側になる路線です。
ちなみに県境を越え石川県に入ると「IRいしかわ鉄道」へ転換される予定です。
16時過ぎに直江津方から521系4連が入線。折り返し金沢行きとなります。
そろそろ下校時間と重なるようで車内は学生の姿がチラホラと散見されます。
発車時間が近づくと立ち客もチラホラ...県都の玄関口らしい雰囲気になってきました。
定刻の16時15分に発車。
春江着。
降車か多く、都市近郊の鉄道らしい風景です。
しかし実際は街が続いてたのは森田付近までで、後はひたすら荒涼とした感じの田畑が広がる風景ばかりでした。
32分、芦原温泉着。
どっと降車があって車内の立ち客解消プラス席もチラホラと空いてきました。福井の都市圏が恐らくこのあたりまで名のでしょう。
細呂木駅。なかなか渋めの駅舎ですが、第三セクターになって果たしてどうなることやら...
牛ノ谷駅。
県境に程近く、乗降ともにゼロ...まあ県境だからこういう感じなのでしょうけど、寂しいですね...
幾つかのトンネルをくぐり石川県に突入。
44分、大聖寺着。
新幹線開通後はハピラインふくいはここまでで、この先金沢方面はIRいしかわ鉄道に転換される予定です。
加賀温泉、動橋と過ぎ
粟津着。小規模ながらヤード跡が残っており国鉄の香りを残したまま転換されそうです。
17時、小松着。
ここでもまとまった下車がありましたが、乗車はずっと少なく、
車内も空席が目立つように...
うつらうつらしているうちに美川着。
日が少し傾き始め、521系が夕日を背負ってる感じに...
その横を特急列車が通過。こういう風景も近い将来過去帳入りするんですね...
26分、松任着。
白山市の最寄りで、北陸新幹線の車庫の最寄りでもあります。そして、
北陸のJR車両の「墓場」とも言われている松任工場。まだ七尾線で使ってた415系が放置されてました。
転換後、ここはどうなっているのでしょうか...
最後の停車駅、西金沢はあまり乗降はなく、
17時37分、終点の金沢着。
何となくムッとした風が吹いていました。
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ハピラインふくいとIRいしかわ鉄道の跨がり区間に乗った訳ですが、運賃等は恐らく上がるものの、あいの風とやま鉄道と同じく当分はJR時代とそう変わらないダイヤや設備に落ち着くと見ています。
ただ南側の路線と同じく、県境付近は幹線といえどローカル線的な厳しい経営を強いられると思うので、どのような施策をするのか世間の耳目が集まると思います。