初めてのN700系乗車記です。オリジナル記事を一部変更しています。
【路線データ】
- 事業者:JR東海
- 路線名:のぞみ141号
- 車両型:N700系
- 路線型:新幹線
- 乗車日:平成20年1月4日
- 乗車区間:東京~新大阪
【乗車記】
17時半には「のぞみ141号」のホームに到着・・・お目当てはもちろん去年から運行を開始したN700系。もう真っ暗で車窓が楽しめなさそうなこれからの旅にちょっとブルーに・・・とそんな気分もすっ飛ばすかのような「未来の乗り物」的な電車がやってきました。ホームにいた何人かの客も新型新幹線をバックに記念撮影に余念がありません。
スピード感あふれるロゴを見ながら客室へ。300系や700系とそれほど差異のない普通車。でもさりげに各シート窓側下あたりにコンセントがあって「使用可能」のグリーンLEDが光っています。丁度ケータイのバッテリーが切れかかっていたので充電。
18時04分発車。僕の回りもいい具合に埋まってきた。夜景を眺めながらヲタ旅の余韻にひたってみたが減った腹がそれを阻止するので夕食。新幹線ホームで売ってるサンドイッチってなんであんなに高いのでしょうか・・・品川は飛ばして新横浜着。
ここまでそれほど飛ばしているという感はなく、流しているといった感じでした。「おっ」と思い始めたのは三島通過あたりから。かなりの横Gを感じるので結構飛ばしながらカーブをこなしているのが判るのですが、それでいて不快な揺れはありません。この揺れの解消がN700系の特徴とかで、クルマで言うところの「サスペンション」を台車だけでなく車体の前後にもつけてそうな感じですかね・・・
19時過ぎにはすでに浜名湖通過。しかし真っ暗だ・・・明るいうちに見たかったなぁ。
あっという間に名古屋のツインタワーが見えてきました。
電光表示器一杯使って案内。これも新しいですねぇ・・・100系でニュースが流れる表示器を中学生の頃見て「なんか未来の乗り物」って感動したものですが、気がつけば巨大化してるし高機能化(多色)も果たしている。技術の進歩がすさまじいです。
米原通過時は心持ち減速したような感覚を覚えましたが、湖東路を南下するときは全力でかっ飛ばして・・・京都であらかた降りてしまい、新大阪までついてきたのは澱んだ空気だけが「お客さん」でした。
終点・新大阪には20時過ぎに到着。新大阪折り返しの電車なのでこれ以上の乗車はできません。が、半分の行程ではN700系の良さも半分くらいしかわからないので、近いうちに残り博多まで乗り通してみたいものです。
(令和元年5月18日記事構成変更)