京都市交通局 南1系統

【路線データ】

  • 事業者:京都市交通局
  • 路線名:南1系統
  • 車両型:三菱ふそうエアロミディ
  • 路線型:一般路線バス(フィーダー型)
  • 乗車日:平成22年4月3日
  • 乗車区間:竹田駅西口~桂駅東口

【乗車記】

地下鉄で竹田駅に着いて、早足でバス停へ。到着すると発車まで20分ほど余裕がありホッとひと安心。何せ土日は2時間に1本という閑散ダイヤを組んでいるので乗り損ねたりしたら大変です。発車時刻5分前くらいに入線してきたのはエアロミディ。胴長なのでミディ顔のエアロスター?と一瞬迷いましたが・・・運転席横の運賃精算機がIC未対応なのに驚き思わず小銭入れをかき回す。まあ終点まで乗るのだから折を見て両替しますか・・・14時35分、7人ほどが乗り込んで発車。

f:id:tabisuru_sumiya:20171104102410j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20171104102456j:plain

発車してしばらくは名神高速の下を、城南宮からは新しく出来た阪神高速京都線の高架下を走ります。高速道路の工事の関連で周りの風景も殺伐としたものですが、いずれ住宅地か商業地になるのでしょう。

国道赤池を出て京阪国道(国道1号)を横断。次第に周りは住宅地になってきました。そういえばここまでの区間はこの「南1」以外にも3系統が走っているはずですが、すれ違いは無し。少し寂しい・・・と思ったら鴨川を跨ぐ橋付近で竹田駅行きの「南1」とスライド。向こうの車内は閑散としたもの・・・こちらも国道赤池までであらかた降りてしまっているので似たような状況になってました。

f:id:tabisuru_sumiya:20171104102512j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20171104102528j:plain

久我橋で桂川を渡る。久我地区に入ると俄かに道は細くなり狭隘路線の様相に。中型の部類になるエアロミディが投入されるのも頷けます。名神高速を潜って町工場が目立ち始めた頃、久我石原町に到着。ここで折り返しの系統があるようで、転回場にはバスが1台留置されていました。

東土川で少し流れが悪くなりましたが、これは新西国街道(国道171号)と接続しているためでしょう。「南1」はその国道171号を京都方面へ・・・

f:id:tabisuru_sumiya:20171104102547j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20171104102600j:plain

普通車が勢いよく追い抜き車線をすり抜けていく中、「南1」はいたってマイペースに歩みを進め、中久世で国道171号から離れまた住宅地の中へ入っていきました。
この真っ直ぐ高架を進めば向日町駅前で京都市外になるな・・・と思ったら直前で右折。JR桂川駅を左側に見て下津林地区の住宅地へ。

何となく怖い響きのある下津林大般若町を通過。今乗っている「南1」は桂高校を経由する便ですが、時間帯によってはこのバス停から桂滝川方面へ行く便もあるそうで。その桂高校前で3分ほどの時間調整のための「バカ停」

f:id:tabisuru_sumiya:20171104102621j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20171104102638j:plain

終点・桂駅東口には15時15分着。路線図を見ると「南1」は京都市の南の縁を丹念に辿るため、住宅地・大河川・小工業地の中を走っており車窓は結構変化に富んでいて飽きませんでした。

(令和元年5月15日記事構成変更)

Ⓒ2017 「乗ってみました」編集管理・電話番