西日本JRバス 北陸道グラン昼特急8号

【路線データ】

  • 事業者:西日本JRバス
  • 路線名:北陸道グラン昼特急8号
  • 車両型:いすゞガーラ
  • 路線型:高速路線バス(都市間連絡型)
  • 乗車日:平成30年3月3日
  • 乗車区間:福井北IC~千里ニュータウン

【乗車記】

福井市内の得意先回りで仕事が終わり、えちぜん鉄道の観音町駅へ。幹線道路を冬なのに汗だくになって徒歩移動しやってきたのが福井北インターバス停で、そしてやってきたのが金沢からの北陸道グラン昼特急8号。真っ白なグランドリーム専用車を使用した西日本JRバスの車です。

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JRバスなら福井駅まで来ればいいのに・・・と思ったのですが、もともと大阪と金沢を直結している路線だったのが、福井地区の便を図るという意味合いで設けられたバス停なので時間的ロスの少ないここが選ばれたものと推測されます。

ちなみに観音町駅からバス停まで20分なのでギリギリ使える範疇にあるバス停です・・・迷わなければの話ですが(笑)

15時27分、福井北ICを発車。ほどなく車内案内と停留所案内がありましたが

「降車のお知らせなければ通過いたします・・・」

この案内もだいぶ定着してきました。

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グラン昼特急のシートはこんな感じで、昼間であっても圧迫感は以前ほどキツいものでは無くなっていました。そしてプライベートカーテンは昼特急であっても使用は可能なようで、途中から乗り込んだ車内はあちこちでカーテンが引かれてちょっとした個室状態のようでした。

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福井北から20分ほどで最初の休憩地・南条SAに到着。金沢からの客はやれやれといった感じかもしれませんが、福井北から乗った僕は「えっもう休憩?」って意外な感じに思えました。ところどころに残る雪は福井ほど多くはありませんが、まだまだ春は遠そうな趣でした。

15分ほどで発車し、淡々と北陸道を南下。エンジン音だけが遠くに響いている以外は物音ひとつなく昼特急ながら夜行バスに乗っているかのような錯覚がしました。

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滋賀県に入り米原JCTで名神高速に合流。がぜん交通量が増えたなか17時5分、2回目の休憩地である多賀SAはさきほどの南条SAから約1時間・・・うーん、関西基準に考えると妥当な位置かもしれませんが、北陸基準だといささか近いような気がします。ここも15分ほど停まって発車しました。

大津を過ぎて若干ノロノロ気味になりながら京都南で高速を降りて国道1号を北上。深草バス停には立ち寄らず20分ほどかけて京都駅中央口のターミナルへ。この設定もドリーム号っぽさを感じましたが観光シーズンだとここで遅延がマシマシになりそうですね。ここで6人が下車しました。

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再び京都南インターまで戻って名神高速へ。今度は流れており19時前に吹田インターで再び高速を降り中央環状線へ。ラッシュの終わりかけ・・・といった感じの緩い混雑の中を進み千里ニュータウン到着。

終点までのきっぷを買ってましたが、乗り継げば自宅にほどよい時間に着きそうなので下車しました。

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