この路線も筑豊急行と同じく、9月末を持って無くなるということなので乗ってみました。
北九州と田川市内を結ぶ国道は仕事先の関係でよく走り、その時に西鉄バスを見かけるので「まだ大丈夫なんだな」と思ってたのですが、
2時間おきになってたのですね…
そしてかつては小倉駅まで走ってた系統だったのですがいつしか北九州の入口にあたる中谷までに短縮されて…
発車1分前に入線。ここからの乗車は僕1人…15時、定刻に発車。
流すように後藤寺へ。
後藤寺の手前で別系統の僚車とスライド。筑豊之西鉄バスは「赤バス」がまだまだ勢力を誇ってますね。
田川市内の中心地に入り、
田川市役所にさしかかるも乗降ゼロ。昼下がりとあってはこんなものなのでしょう。
17分、伊田駅。田川の鉄道の玄関口ですがここも乗降はなく、少し停まってドア開閉のち発車。
何となくですが、人の動きがゆっくりな感じがします。
一本松。
乗降はありませんでしたが、この中谷行きのみ病院の敷地近くまで乗り入れていました。こういう地味なサービスが案外嬉しいものです。
車窓もある意味「筑豊らしく」なってきました。昔は石炭でしたが、今は石灰石に取って変わられたようです。
国道201号を横切って香春着。ここで若干の時間調整…ここからがこの系統の見所です。
ずっとゼロ進行で、
金辺橋で時間調整停車…
採銅所で後藤寺行きとスライド。そして1人乗車。このままガラガラ…という事態は免れました。
谷口を過ぎ、国道322号バイパスに合流し金辺トンネルへ…
そしてトンネルを抜けるとそこは北九州市…しばらくしてバスは停車。
脇道に入って、
頂吉越に停車。絶対一見では読めないバス停名です。
ここを過ぎた後も国道に戻ること無く、
こういう2車線区間をひたすら走る、という感じです。おそらくこちらがかつての国道だったのかもしれません。
呼野駅前で2人乗車。
カルスト台地で有名な平尾台入口で2人乗車。だんだん増えてきたって感じです。
気づいたら前に西鉄バスが走っているという…
石原町あたりからの系統かと思われます。
郷原手前でバイパスに復帰し、
16時を少しずつ過ぎたあたりで終点の中谷に到着。
思うに、小倉~中谷間が廃止された時点でこの路線の命運は決していた、のかもしれません。