西鉄バス 無番(福岡空港ターミナルシャトルバス)

【路線データ】

  • 事業者:西鉄バス
  • 路線名:福岡空港ターミナルシャトルバス
  • 車両型:三菱ふそうエアロスター
  • 路線型:構内バス(シャトルバス)
  • 乗車日:平成29年9月22日
  • 乗車区間:福岡空港国際線ターミナル~福岡空港国内線ターミナル

【乗車記】

「空港リムジンバス」には乗ったことがありますが、空港内のシャトルバスというのは初めて乗りました。海外に行く訳でも国内線の航空路線を利用する訳でもありませんが・・・はい、完全にネタ乗車です(笑)

f:id:tabisuru_sumiya:20190507213006j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20190507213022j:plain

サイドのLED表示も日・英・韓・中の4ヶ国表記で「それらしさ」を感じさせます。社内に入るとアジア系の乗客が多くバゲージスペースもすでにスーツケースで満杯でした。飛行機に乗らずとも国際線の雰囲気を味わえます。

11時22分、ターミナルを出発。ぐるりとターミナル前を廻るとそのまままっすぐ貨物エリアへ。その貨物エリアを過ぎると滑走路端の寂しいところに出てふとゲートの前に停まり・・・おもむろにゲートが開きスルスルと中へ入りました。いわゆる「制限区域内」というところで一般者(もちろん車も)は入れないエリアです。察するに空港で働くサービスカーやこのターミナル間シャトルバスといった特別に許可を受けた車だけが走れる道なのでしょう。

f:id:tabisuru_sumiya:20190507213101j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20190507213119j:plain

(制限区域内ですが関係各所に許可を受けて掲載しています)

フェンス1枚向こうは稼働中の滑走路で、このようにタキシング(地上移動)中の航空機が間近に望めるので、航空ファンならずとも心躍る場所だと思います。道路の幅は意外と広く、国内線から国際線ターミナルへ向かう僚車と充分スライドできる程です。

この「秘密の道路」を走った時間は僅か数分だが、これを通らずにターミナル間を移動しようと思えば、ずっと遠い金の隈側(つまり滑走路の南端)まで迂回するか、逆に北側を迂回しようとすると混雑する二又瀬の交差点を通らなければならず、これほど短い所要時間は望めそうにありません。そういう意味でこのシャトルバスの設定というのは設定されるべくして設定された、という事なのでしょう。

f:id:tabisuru_sumiya:20190507213148j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20190507213215j:plain

出口にも同じようなゲートがあり、出るとそこはもう国内線ターミナルの目の前でした。

(令和元年5月7日記事構成変更)

Ⓒ2017 「乗ってみました」編集管理・電話番