【路線データ】
- 事業者:西日本JRバス
- 路線名:名神高速線超特急4便
- 車両型:三菱ふそうエアロバス
- 路線型:高速路線バス(都市間連絡型)
- 乗車日:平成27年5月5日
- 乗車区間:三宮BT~名鉄BC
【乗車記】
JAMJAMライナーJX161便で神戸に着いて約3時間後、今度は「既存組」こと伝統の「名神ハイウェイバス」で名古屋へトンボ帰りしました。
10時15分に入線。新高速組と同じ4列シートなのですが、シートピッチこそ同じくらい保たれていたものの幅が狭いように思えました。今まで知らずに幅広のシートに乗ってたということが認識できるくらい狭く感じたのが意外でした。
定刻に発車。乗務員さんから
「本日連休の渋滞が各所で発生しているため、通常のルートとは違うコースで運行致します・・・」
と「迂回宣言」のアナウンスが流れ、休憩箇所も甲南PAから草津PAに変更との事。
阪神高速に入る手前で
「これより高速道路に入ります。これから先西宮浜の向こうに甲子園球場が、またその30~40分ほど後には大阪城をご覧になれます・・・」
名神高速線には珍しく「観光案内」の口上が乗務員さんから聞くことができました。どういう配慮なのかは不明ですが、こういう試みはどんどんやってほしいところです。
特に渋滞もなく、長田ランプから近畿道に入り第二京阪へ。京都府に入ってすぐの久御山付近で出口渋滞を横目に阪神高速京都線へ。城南宮前ランプで高速を降りて府道経由で国道1号へ。乗務員さんも特に迷うことなくトレースされてるので迂回時の指定コースと思われます。
京都南で名神高速に乗った途端渋滞につかまり、結局乗車地の京都深草には10分遅れで到着。所定だとこの後、土山SAでも客扱いが設定されているのですが連休中に限り乗降は扱わないとの事。運転席上のブラウン管表示も「次は名古屋駅」に・・・
京都東の先でようやく流れはじめ草津PAで休憩。
諸事情により通常より若干長めの休憩時間になったのでPA内の食堂「モテナス」でゆっくりと食事がとれました。
出発が近くなった頃、乗務員さんがゴミ袋片手に客の昼食の弁当ガラを集めに回ってたのがこれまた意外。多客期対策なのか、あるいは「新高速組」を現場でも意識しているのかどうかはわかりませんが、こういうちょっとした気遣いはかつてJR系の事業者には見れなかったことを思うといい方向に「競争」が作用しているのかなと思ったり。
新名神は特に混雑なく、東名阪は昨日乗ったウィラーエクスプレスの時と同じ場所が渋滞して四日市付近で解消。
あとは名古屋高速の烏森出口まで混雑もなく進んで、
名古屋駅太閤口で僕とあと1人を残し全て下車。イベントが行われいる桜通口付近の道路封鎖(歩行者天国)を横目に名鉄バスセンターへ。JR系のバスが名鉄の牙城であるバスセンターにいるという絵は、未だに見ていて違和感を感じます。
(令和元年5月23日記事構成変更)