【路線データ】
- 事業者:阪急バス
- 路線名:93系統
- 車両型:日野レインボー
- 路線型:一般路線バス(域内連絡型)
- 乗車日:平成29年12月17日
- 乗車区間:川西BT~宝塚駅
【乗車記】
日曜昼下がりの川西BTはバスこそ何台も停まっていたものの、どことなく長閑な雰囲気に包まれていました。これから乗る宝塚行きは丁度川西BTに着いたようで、客扱いを済ませるとロータリーを回って待機場へ。数分停まってこちらにやってきました。
日野レインボーの最新型で、宝塚営業所の所属で車内の路線図も見慣れた川西・猪名川版ではなく宝塚エリアのもので、ちょっとした「旅情」を感じました。
「お待たせしております。川西バスターミナル12時46分発の宝塚行きです・・・」
出発前の案内は地元路線でも聞けますが、
「~まで〇〇円、~までは〇△円・・・」
と運賃の案内まで始まり、これは聞いたことがなく少し驚きました。おそらく営業所独自の判断でこういう案内をしているものと思われますが、面白い試みではないでしょうか。
発車するとアステ川西をぐるっと回って小花交差点へ。ここを右折するのは尼崎線とまったく同じで、栄根から右折して郵便局前で左折も桃源台線と同じ。ここまでは特に見どころというものはありません。この間の乗車もパラパラとまばら・・・上加茂で初めての降車。野里に停まると乗降もそれなりにまとまったものがあり、そして安倉・・・なのですが、それが結構遠かったり。地元の路線ならば2か所くらいはバス停があってもよさそうな距離なだけにこれも意外でした。
13時過ぎに安倉。宝塚市民病院前は実質、高速バスが発着する宝塚インターの接続バス停ですがこの日はそれらしい客の乗降は見受けられず・・・小浜交差点を過ぎると宝塚市内の路線と同じように淡々と進み、レストランや自動車ディーラーの店が出たりと郊外的な雰囲気の中を進み、やはり、といいますか歌劇場前に来るとつい劇場の方向へ目を凝らしてしまいます。
国道から離れて阪急とJRの駅に挟まれたターミナルの片隅に停まって13時15分、宝塚に到着。川西ではまばらだった乗客も終点に着いてみれば、なかなかの入りになってたのが印象的でした。
(令和元年5月15日記事構成変更)