旅する炭屋~炭屋さんだって旅したい~

炭屋です。ヲタです。人畜無害です。何処かへ行ったり過去に前に挙げた内容を再掲したりしてます。

はじめてお越しになられた方は、ここを御一読いただければ幸いです..._〆( ´・ω・‘)

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山科急行 醍醐寺~京都駅 京阪バス

【プロローグ】

実はこの路線、初めて乗る訳ではない。数年前に山科急行が新設された時に、ロングラン系統である醍醐寺~京阪香里園に乗っており「親会社のお株を奪いかねない路線だなぁ」と思ったものだが、それから月日が経った今、どんな路線になったのだろうか。 

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【醍醐寺~京都駅】

山科から乗ってきたバスが山科駅方面へ出てしばらくは閑散としていたバス乗り場だったが、三々五々と客が集まってきた。11時7分、京都駅からの「山科急行」がやってきた。

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立ち客も数名いたようでなかなかの盛況ぶりでなにより。「山急」という愛称名はあるものの、別に席を指定された訳でもないので最前列の席を狙うならば早く並ばなければならない。

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並んだ・・・がその後に列はできる気配がない。降車が終わって「京都駅」の幕に切り替わりドアが開いた。一番乗りだ。お目当ての席は確保できたがふと車内を見ると着席しているのは2~3人。そして外を見るとバス停付近の樹木やその付近にある建物を眺めたり撮っている人が結構いた。確かに発車までにはまだ時間はあるが、思い思いに観光地らしい時間の過ごし方をしているようで少し和む。や、僕のようにバスに乗るのが目的、というのが変わっているというべきだろうか。それでも発車時刻近くになるとさらりと席は埋まり11時18分、発車。

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見たようにこの路線、さっき乗ってきた山科駅からの路線バスと同じである。座席も特に変わったところのない、普通の市内路線のものと同じだ。特別な路線であり、かといってそれほど飾らない路線、という事なのだろう。

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先程乗ってきた路線をなぞるように走るな・・・と思ったら醍醐寺前からはひたすら新道の新奈良街道を進む。大宅中学校前付近から西へ転じ名神高速道路の脇を進んで山科警察署前着。

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ちなみに醍醐寺から山科警察署前を含む大石神社まで乗車はできるが降車は不可能。一般路線ながら高速路線バスと同じ「クローズドドア」を採用しておりこのあたりも「特別な路線」と呼ばれる所以であろう。

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パラパラと乗り込んできており勧修寺を過ぎたあたりでは完全に席は埋まった。途中で僚車とスライドする。

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そして醍醐寺行きで体験した西野山団地の先に続く狭隘区間に突入。「特別な路線」だからといってハイデッカーのような大型を入れないのはこういった狭隘対策、という事も含まれているのかもしれない。

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大石神社で最後の乗車を迎え、阪神高速京都線に入った。飛ばす風でもなく淡々と60キロをキープしていた。これを越えると座席にシートベルトが必須になってくるからと聞いたことがある。福岡の西鉄バスも都市高速経由便を多数設定しているが使っている車両はごく普通の路線バスなのでシートベルトは設置されていないが、以前乗った便にはシートベルトがあったのでそのあたりの基準はどうなっているのか、興味深いところである。

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山科から入ったトンネルはとにかく長い。稲荷山トンネルと呼ばれているのだが行けども行けども出口は見えてこない。

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そして出口が見えてきたら途端に減速し、出てすぐの鴨川東ランプで高速を降りた。少々物足りなさを感じる路線バスの高速道路の旅は終わった。

「十条相深町、お降りの方はございませんか・・・」

降車が可能になったアナウンスが流れるがチャイムが押されることはなくそのまま通過。

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その十条付近で松井山手から来た「直Q京都号」とランデブー。向こうの路線も「山急」と同じく大阪北東部と京都をダイレクトに結ぶ「特別な路線」だ。

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このあと十条駅前のバス停まで「直Q京都号」と並走し、こちらはホテル京阪の東側に回りこみ11時52分、京都駅八条口に到着。すでにバス停には醍醐寺方面へ向かう客が列をなしており、観光と生活路線として「山急」が定着していることを窺がわせた。

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【エピローグ】

前回乗車時と比べて、ロングラン系統が廃止され車両もトップドア車から一般の路線車になったなどダウンサイジングは進んだが、一方でバス停の増設やルート見直し、時刻改正といった前向きなテコ入れもなされており、言い換えれば客が定着した路線として進化を続けていることを実感した。京都駅という地の利が京都市内最大の繁華街である三条・四条付近と比べてどう作用しているのかは部外者である私には窺い知れない。が、大きな路線の改廃がなく定着しているところを見ると、新たな需要を「山急」は掴んでいる、という事なのかもしれない。

(2017年12月3日乗車)

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