【路線データ】
- 事業者:スターフライヤー
- 路線名:ANA3822便(SFJ22便)
- 機種型:Airbus A320
- 路線型:都市間連絡型
- 乗車日:平成29年1月20日
- 乗車区間:関西国際空港~東京国際空港
【乗機記】
出発の30分ちょっと前くらいに乗る飛行機が到着しました。
はい。「黒塗りの飛行機」です。ANAのサイトから予約したのですが、4ケタの便名はだいたい「共同運航便」なんですよね。この便ならばスターフライヤーが担当します。もっともANAサイトで予約して航空券の券面では「ANA3822便」って出てるのに「青い飛行機じゃない!」って戸惑う人がいるかもしれませんが。
折り返しの整備が済んだようで、ANAの搭乗順序に準じた「プレミアムカード」からの優先搭乗開始。飛行機が小さいためか、さほど待たずに平カード使いも搭乗が始まりました。
ほぼ定刻にブロックアウト。タキシングもさほどせずにほどなく離陸。関空離陸の標準経路よろしく一旦北へ飛び上がって大阪湾の上でくるっと180度回って関空上空をパスして東へ転進。そのまま金剛山脈を越えてひたすら東へ。
内装はごく普通の感じでしたが、シートが革張りの真っ黒なものでした。エコノミーゆえの幅の狭さは致し方ないとしても前後のピッチは想像していたほど狭くはなく観光バスと同じくらいかな。フォロワーさんから「ANA以外のYで乗るんだったらSFJだよ」とのお薦めを頂いてましたが確かにシートの質感は高かったです。
そしてやはり目を引くのはこのモニター。AV関係の機器が付くクラスって航空会社の多くはY以外のクラスというのが多いのですが、Yしかないスターフライヤーでは当たり前のように全席に装備されていて度肝を抜かれました。
離陸してほどなく利用が可能になり、衛星放送の録画したものが流れていました。今回乗ったタイプは一世代前のようで操作案内でいくつか実際のものとは異なっていました。言い換えれば最新のやつに乗せようとするステマをされてるみたいで・・・上手い商売をしているなぁと感心しました。
あるFLまではガタピシ揺れましたが、伊勢湾あたりに出る頃までには静かになり、CAさんからコーヒーとチョコを貰いました。コーヒー以外にも色々と飲み物はあるそうですがついチョコにつられて・・・ビターな味のチョコは熱いコーヒーによく合いました。
ナビ画面にするとこんな感じです。飛行機が大きくてあまり細かいところは判らないな・・・と思ったらちゃんと次のページで縮尺を適当なものにした地図が出てきてフォローはしていました。
雲の中でディセンド(降下)を始めたのでもう関東に入ったのかどうかが分からないまま、気が付いたら城南島が眼下にあってほどなく羽田空港に着陸。A滑走路に降りたらしく、関空以上にタキシングしてゲートに到着しました。
(令和元年5月18日記事構成変更)