JR西日本 523M

多分一番短い「乗ってみました」になるかも…山陽本線の列車ですが、通称の「和田岬線」の方が夙に有名です。
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快速に乗って兵庫で下車。
眼下にこれから乗る列車が見えたので喜び勇んで改札へ向かうと…
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改札は7時過ぎにならないと開かないとの事…まあJRとしても、不用意にホームに入られても困りますし…
改札が開いてホームに行くと、
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今や超稀少種になった103系が入線していました。スカイブルーの103系、まさに僕の青春時代の「普通電車」で、懐かしさすら感じます。
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日曜日ということもあってか車内はご覧の通り…ただこれが平日となると、上を走ってるJR神戸線とそう大して変わらない混み方になるとか。
ちなみに日曜日午前中は
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この一本だけで、あとは夕方に1本あるだけ…平日は10往復以上設定されていますが、工場か休みになる日曜日は徹底的に列車も「休み」ます。
7時21分、発車。
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左が和田岬線、右は山陽本線への連絡線で神戸貨物ターミナル駅まで続いています。
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左へカーブしきったところで、川崎重工へ続く引き込み線と分岐。新造された鉄道車両がここから出場し、兵庫駅の和田岬線ホームに横付けされ山陽本線へと入って行きます。
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撮影ポイントでもある兵庫運河。このあたりは河川交通が盛んだった時期もあり、大小様々な運河が通っています。
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運河を渡ると程なくATSが鳴り、終点が近いことを知らせてくれます。
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25分、終点の和田岬に到着。ガラガラだったはずの列車でしたが、間際に結構乗りこんできてたんですね。

客車列車時代からの和田岬線を知ってる身としてはよもや電化されるとは思ってもいませんでした。
事あるごとに廃止が取り沙汰される和田岬線ですが、時代に即して変化していく同線を見ていると、案外まだまだやっていけるのでは、と思っています。

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