初FDAです。
日本航空とのコートシェア便だそうで…名古屋の空の玄関口というとセントレア(中部国際空港)になりましたが、どっこい小牧空港も活用されている、といった感じです。
15時過ぎにセキュリティを抜け、仕事の整理をして搭乗口へ行くと優先搭乗が始まってました。
15時40分、搭乗開始。
真っ青なエンブラエル機がお出迎え…これも初搭乗だったり。
機内に入ると
2-2のシートがズラリと並んでおり、ANAのA320あたりで見かける感じのシートで、やや狭いかなと感じる以外は概ね快適です。
16時4分、離陸。吉塚付近を通って志賀島手前で東へ転進。さらに回り込んだみたいなので、一気に筑豊方面へ進んでいるのかも…
九州山地の北側を舐めるように進み、気がつくと筑後川と日田の街が…しかし上から見ると山が所々崩れているのが見え、豪雨の爪痕が今なおくっきりと残ることに脅威を感じます。
16時15分、中津付近から周防灘へ。しかしこうなってくるとだんだん陸地は見づらくなってきましたね。それだけ高度を稼いでいる、ってことなんでしょうけど。
20分、山口県の海岸線に沿って東へ。九州の山と違ってこちらは穏やかな感じです。
このあたりでCAさんから飲み物のサービスがあり、コーヒーとチョコレートを貰いました。お手拭きに静岡の製茶業者のロゴがあるあたり、静岡の航空会社らしさが出ています。
25分、広島上空との機長さんからの情報。福岡を出て30分とかからずに広島とはやはり早い。
ところで機内の入り(搭乗率)をざっとみる限り50%くらいでしょうか。前の方が詰まっていて、後ろに行くにつれ空いているといった感じでした。小牧空港とはいえ名古屋へ行く便だからもっといるのかなと思いましたが、やはりコロナ禍の影響なのでしょうか。
そういえばシートのヘッドレストカバーに豊山町のPRがなされたものがかかってました。peach搭乗時も泉州地方の紹介がなされた機内誌があったので航空会社も「地元密着」が重要なポイントになっているのかもしれません。
35分、岡山空港上空。すると写真中央のあのあたりが津山盆地ってことですかね…
すると、あの白い輪っかは西播磨の「spring-8」でしょうか。なんとなくテンションが上がります。
40分、多分これが福崎町と市川…兵庫県上空にやってきました。居住地を素通りするってこれもまたテンションが上がります。
えーっと、あれが園部だとしたら飛行機自体は少し南側なので…僕の自宅付近を飛んでます(笑)
丹波山地上空にさしかかり、小刻みな揺れが…気が付くと京都上空で、その先には琵琶湖が見えてきたので多分今は比叡山の上。琵琶湖大橋もくっきりと見えました。
伊吹山、まだ雪化粧ですな…東近江あたりから降下を始めたようです。
南宮山の向こうに茫洋とした原っぱが…濃尾平野です。いよいよ東海地方に突入。
木曽三川もくっきり…
名古屋駅付近の高層ビル街、見えました!
その名古屋のビル街を遠巻きに見てるなーと思ったら桶狭間あたりで小刻みに方向を変え名二環の外側に沿って降下。
庄内川を越えて17時10分、名古屋小牧空港に着陸。
航空自衛隊のハンガーがデンと構えているのを見て、軍民共用の飛行場であることを実感します。
初搭乗でしたが、大手キャリアと変わることなく快適に過ごせました。内装、接客ともに飾り気のない感じが程よい距離感があって、それが快適さの秘密なのかもしれません。
ローカルtoローカルな路線もあるようで、機会あらば乗ってみたいと思います。