名鉄バス 東海北陸道高速バス12708便

国際センター近くの宿だったので、バスセンターまで行こうと朝からユニモールを歩いて汗だくに…真ん中あたりで後悔(笑)
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早めにターミナルに着いて、「ひだ高山号」や加越能バスを見送って、
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8時過ぎに富山行きが入線。新車を期待していましたが初代のエアロエース。なかなか当たりませんね…
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名鉄バスの高速車は以前京都線でも乗ったことがありますが、厚いシートでいい感じです。
発車前に客席へ向かって乗務員さんが
「ご乗車ありがとうございます。」
と発車前のあいさつ。近鉄バスの夜行で似たようなあいさつを受けたことがあるので、名鉄バスもなかなか…
定刻に発車。改めて乗務員さんから到着時刻や車内案内があって
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8時19分、名駅ランプから名古屋高速へ。平日
のラッシュ終わりということあってか、高速は至って空いておりそのまま一宮インターから名神へ…
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と思ったら料金所の先で大渋滞…もっとも加速車線に入る頃には解消したので、まさに「便秘」的な渋滞だったのでしょう。
すぐの一宮JCTでいよいよ東海北陸道へ…
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木曽川を渡って岐阜県へ。よく考えたら次は富山県…京都線よりも1県少ないのですが、それでいて3時間半…改めて岐阜県のデカさに驚かされます。
関を過ぎると車窓に緑が増え始め、濃尾平野の端まで来たことを実感します。
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そして車窓はトンネルとこの長良川が「お供」になります。東海北陸道自体は仕事用の車で比較的よく走ってる高速道路なのですが、とにかくトンネルが多くトンネルが途切れた時の風景が恋しくすら感じます。
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美濃あたりではポツリポツリだった雨が、白鳥を過ぎるあたりでは大雨に…名古屋は日差しも期待出来そうだったのに1時間半でこの変わりよう…
山すそを縫うように登り、
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9時45分、ひるがの高原SAで休憩。
トイレと仕事の電話を済ませると残り5分…カット撮影に費やしました(笑)
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LEDに発車時刻が…考えてみればわざわざ札を出す手間は省けるし、コンソール一つで事足りる訳で、運賃と停留所表記以外の有効活用としてはなかなかいいのではないでしょうか。
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10時15分、飛騨清見インターを通過。ここからバイパスで高山市内まで30分くらいとして、名古屋から2時間半…高速バスが多数設定されたりJRがピンチを覚える訳ですね。
しかも開通当初は対面通行だった東海北陸道も、ここまでは完全4車線ですからね。
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対面通行になった後はひたすらトンネル…延長1キロ越えはザラにあったりします。
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そして飛騨トンネルに突入。延長は10キロを越え国内3位。世界中でも13位くらいだとか…
掘り続けて10年。このトンネルのおかげで東海三県と富山、金沢は近くなりました。
余談ですが、福井は今進行中の大野油坂道路が開通したら東海北陸道と直結することになるので、こちらも近くなりそうです。
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白川郷インターを過ぎていくつかのトンネルを抜けると、庄川が車窓の「お供」に…太平洋へ流れる長良川から、日本海へ流れる庄川になったことで遠くまで来たことを実感します。
五箇荘を過ぎ長めのトンネルをいくつか過ぎたらいつの間にか富山県入りしており、
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砺波平野に入っていました。どんよりとはしていますが、雨はパラパラでおさまっているようです。
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11時過ぎに小矢部砺波JCTで北陸道へ。やはり北陸道の方がゆったりしていますね…車窓は東海北陸道の方が良かったですが。
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高岡砺波インターの先で庄川を渡りました。飛騨の山の中では結構細めだった川幅もここでは大河の貫禄…常願寺川と並ぶ、富山県の大河川の名は伊達じゃありません。
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11時半過ぎに富山インターで高速を出て国道41号へ。最初の停留所、西上袋に停車。1人が降りていきました。
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富山市民病院前は停車するも降車客はなく発車…総曲輪も同じような感じでした。
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終点・富山駅前には定刻より数分遅れの11時50分に到着。
「まもなく富山駅前です。富山駅前、降車専用の停留所に停まります。名古屋行きは駅前のロータリー~番乗り場からのご乗車になります…」
乗り場のフォローもされていて名鉄バスさん、やりますやん。

初めて乗りましたが、とにかく車窓の景色がいいですね。高山線の「ひだ号」にも勝るとも劣らず、です。
行きを高速バス、帰りはJRという風な旅もいいかもしれません。

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