ある意味、初バスで終バスな東名ハイウェイバスです。
それまで東名高速線は主要バス停のみ停まる超特急便、主要バス停プラスアルファの特急便、全てのバス停に停まる急行便という構成でしたが、ダイヤ改正ごとに急行が削られ、何回か前の改正から浜松より名古屋向きの系統で急行便は静岡駅発の朝一便と名古屋発の静岡駅行きのみという事に…
時代とは言え寂しくなりました。
その初バスで終バスな名古屋行き急行501便は8時14分定刻に東名浜松北バス停に到着。JR東海バス静岡支店のセレガRです。ここからの乗車は僕とあと1人。車内は無人でした。
ほどなく東名館山寺に着くも乗車ゼロ…
浜名湖SAで10分ほど休憩。ここはいつも混んでるってイメージがありましたがコロナによる外出自粛か、新東名に移行したのか、はたまた時間帯のためかガラガラです。
景色はかなり良く、わずかな休憩時間でも充分観光した気分に浸れます。
上り駐車場には、
JRバステック担当の東名ハイウェイバスが同じように休憩していました。
発車し、東名三ヶ日を過ぎるとほどなく愛知県へ…
東名豊川。乗車ナシ。桜が咲き誇っています。
音羽、岡崎、岩津と停まるもやはりゼロ行進…思うにかつての「お得意さん」だった高速道路沿線の利用者は、クルマの普及とともにそちらへ移行。「ゲタ代わり」に使われた急行便よりも都市間の連絡に特化した特急、超特急便を増強した方が経営的にはスマートなのかもしれません。
この初バスで終バスの静岡発名古屋行きも何時まで残るかわかりませんね…
高速道路上の最後のバス停、東名日進も乗降ゼロ。
9時52分、名古屋インターで高速を降りました。星ヶ丘で乗ってた1人が降りていよいよ貸切状態に。
千種駅前、栄ももちろん降車なく10時33分、名古屋駅太閤口に到着しました。
国鉄バス的な急行便てすが、乗る機会があれば乗っておくことをオススメします。