【路線データ】
事業者:東急バス
路線名:東98
車両型:日産ディーゼルスペースランナー(西工架装)
路線型:域内連絡線
乗車日:平成30年1月28日
乗車区間:東京駅丸の内口~目黒駅前~等々力操車所
【乗車記】
山手線の内側の路線バスは基本、都営バスばかりなのですが東京駅から出る東98は唯一の「民営バス」による路線だという事で乗ってみました。
丸の内の駅舎前にあるバス停で待っていると東急バスが到着。しばし間があってこちらにやってきました。同社ではポピュラーな日産ディーゼルのスペースランナーです。それにしても緑ばかりのバス(都営)が目立つ丸の内口にあって、赤の銀の同社のバスはかなり目立つ存在でした。
14時08分、発車。JRの高架沿いに進み内幸町で右折。ここでまとまった乗車がありました。この後、西幸門前、経産省前、御成門小学校前と進むにつれ車内は混みあってきました。空席はあるのですが立ち客は多く、その都度乗務員さんが着席を促しケースによっては着席までは発車させない、といった徹底ぶりで安全運行に務められておられたのが印象的でした。
東京タワーで初の下車。赤羽橋を過ぎると何となくというか、街の空気が変わったような気がしたのは僕だけでしょうか。清正公前でこれまで走ってきた国道1号を離れ品川区へと入ります。
上大崎を過ぎ目黒駅前に着くと目の前には僚車が客待ちを・・・ようやくテリトリーに戻ってきた、といった感じを受けました。ここで立ち客は解消され、目黒通りを東へ。
それまで山手線の内側を走っているときは高層ビルばかりだった風景が、目黒駅前を過ぎたあたりから中層ビルやマンションが増え明らかに街の様相が変化していくのが面白く飽きません。
降車基調だった沿線も、環七通りを目前にした碑文谷五丁目交番で乗車があったりとこちらも変化がありました。
中根を過ぎ、大井町線のオーバーパスを目前に側道へ入り線路沿いへ。終点の等々力操車所には15時21分。1時間13分という乗車時間は都内だと長い方かもしれませんが、景色の移り変わりが驚くほど多く時間の経過を感じさせませんでした。