【路線データ】
- 事業者:京阪バス
- 路線名:1系統
- 車両型:日野レインボー
- 路線型:一般路線バス(フィーダー型)
- 乗車日:平成29年12月3日
- 乗車区間:石山駅~石山団地
【乗車記】
これから乗るのは瀬田川沿いルートで、30分に1本とやや本数は少なめです。すでにバスは入線していたが幸いにも最前列は空いていました。
乗車したのは石山営業所の日野レインボー。最近主流になりつつあるオートマ車ではありますが乗用車然としたセレクタレバーが延びている姿は、なんとなくマイクロバス的なものを感じさせます。9時過ぎに発車。
松原付近で僚車とスライド。駅付近の建て込んだ2車線道路はバスが通るにはやや狭いように感じましたが、大型車同士がすれ違えるのだからそれほど狭くないという事でしょう。その建て込んだ中を抜け、あと少しで唐橋というところの手前で右折し唐橋前停留所。
京阪電車線と並行し、街並みを抜けると左手には瀬田川も寄り添いいい雰囲気に。石山寺にほど近い京阪石山寺で時間調整。そういえばここまでで乗降を扱ったのは1個所だけでしたので早めに着いたのでしょう。
朝、自宅を出るときはキンと冷えていた空気が今はぽかぽかと気持ちよく、発車待ちの間に見る風景とあいまって大いに和みます。さらに川沿いに下り京滋バイパスを潜るとおもむろに右折。このままとうとうと流れる瀬田川をずっと見ていたかった気分だけにやや残念な気がしないでもありませんでした。
野々宮を出たところで再び京滋バイパスをくぐりましたが、瀬田川のゆったりとした眺めを見てきた目には武骨で無粋な高架に見えたのですが、これはこれで風景の転換点と思えばちょうどよい「ランドマーク」的なものなのかもしれません。
大平交差点で大きく左折し、緩い坂を登り始めます。多分ここから石山団地が始まるのでしょう。団地内路線にありがちな「○○台~丁目」の連続かな、と思いましたが実際には「石山団地口」「石山団地中央」の2つがあるだけで意外と淡泊。
終点の石山団地には9時16分に到着。石山駅を出た際には10人ちょっといた客が3~4人になっていました。
(令和元年5月15日記事構成変更)