【路線データ】
- 事業者:九州産交バス
- 路線名:くじゅう4号
- 車両型:日野セレガ
- 路線型:一般路線バス(域内連絡型)
- 乗車日:平成19年1月4日
- 乗車区間:別府駅前~熊本交通センター
【乗車記】
これなんて九州国際観光バス?
いえいえれっきとした九州産交のバスです。でもくじゅう号、あそ号限定っぽいクルマなのは確か。これで「ひのくに」や「なんぷう」で他所に行ってくれたら祭り確定なんだが(笑)
14時30分発車。
(補記)
で、熊本行きくじゅう4号は産交バス。と言いますか、国際観光カラーのセレガってまだあったんですね…鉄輪温泉を過ぎていよいよやまなみハイウェイへ…
うねうねと由布岳の麓を駆け上がり、ぱっと視界が開けて見えたのは一面の草千里と湯布院の街並み。草千里は阿蘇の代名詞だけどここから見える一面の草原は「湯布院の草千里」って名づけたいくらい見事だった。
その湯布院に着くとそれまで閑散としていた車内が一気ににぎやかに。
総勢で15名ほどが乗り込み運転士さんが予約台帳とバス停にいる乗客を見比べ戸惑っている表情が印象的。
「次からは予約しておいて下さ~い。今日は空いてますけど予約状況によっては乗車をお断りすることもありますので」
運転士さんもこう言わなきゃならんのは大変だ・・・
小田の池で最初の休憩。
その小田の池というのも名所らしいが小さな沼があるだけで個人的にはパッとしないなという印象しかなかった。
湯布院を出ると飯田高原(はんだこうげん)、くじゅう登山口、牧の戸峠とこれまた山深い中を淡々と走る。
途中飯田高原から登山者が乗車。どうやらくじゅう登山口のロッジまで行くようで「山屋さん」にも利用される観光バスは珍しいのでは。
瀬の本で2回目の途中休憩。時刻は17時前だが意外と明るい。ここはもう熊本県だ。運転士さんが「このバスの両替機は古いので大きなお札はここのドライブインでこまめておいて下さ~い」
としきりにアナウンス。
(補記)
黒川温泉で大量下車。最近とみに人気が出てきています…ここで他人さんのだけどトラブル発生。また改めて書くつもりです。阿蘇に入ったものの薄暗くなってきた…
そのトラブルとは黒川温泉到着後の事。
2chのバス板実況スレで書いたのをちょこっと引用・・・
181 :電話番 ◆MJyCV8vDSg :2007/01/04(木) 17:13:50 id:y3FanXvS
黒川温泉発車…とここでトラブルハセーイ
黒川温泉着
↓
韓国人4人組下車
↓
旅館の出迎えの人( ゚д゚)ポカーン
↓
クーポン確かめる
↓
福岡行きだと判明
↓
ファビョりはしなかったけどうろたえる
↓
SUNQパス保持者だと判明
↓
客の1人がハングルでフォロー
↓
県庁前でひのくに乗り換えで話がつく
↓
(゚д゚)ウマー
パス保持者じゃなかったらファビョってたかもまもなく南小国
・・・まあこの4人組さんは湯布院乗車なのは確認してたのですがよりによって「FUKUOKA」を「KUMAMOTO」と間違えるとはねぇ・・・運転士さんもちょっとテンパっててSUNQパスの所持を確認した時の安堵の表情といったら。
発車すると下りの別府行き「くじゅう5号」がバス停手前で待っててくれてた・・・
阿蘇駅前で最後の休憩。別府市内渋滞と湯布院の乗車手間取り、それとさっきの黒川温泉の誤乗事件で時間的には30分遅れだけどきっちり休憩するのが観光バスっぽい。真っ暗で何も見えないけど・・・
さらに遅れを増大させる立野の行楽帰り渋滞ハセーイorz
運転士さんの遅延アナウンスも力なさげ・・・
途中、大津駅前と益城IC、熊本空港と立ち寄り熊本交通センターに着いたのが19時45分。熊本空港まで乗降フリーなため空港リムジンの一員として最後をしめくくった。
(令和元年5月23日記事構成変更)