スカイマークエアラインズ SKY131便

【路線データ】

  • 事業者:スカイマークエアラインズ
  • 路線名:SKY131便
  • 機種型:Boeing 737-800
  • 路線型:都市間連絡型
  • 乗車日:平成25年9月1日
  • 乗車区間:神戸空港~鹿児島空港

【乗機記】
神戸空港に着いたのが6時半。ここへは開港当初に友人と見学に来たのと、発着する高速バスを撮りに数回来たくらいで、「搭乗」という真っ当な理由で立ち入ったのは今回が初めてです。
自動チェックイン機で手続きし、朝飯にしようと「にしむら珈琲」へ。小さい頃から馴染んでたコーヒーの味にしばし感動しセキュリティへ向かいました。

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スカイマークの便に乗るのはもちろん初めてで、事前にネットでスカイマークの発着スポット等は確認していたつもりなのですが・・・やっぱり迷いました(数分ほど)
鹿児島行きの搭乗案内がかかって、ポロシャツ姿のスカイマークの地上社員さんに連れられ搭乗スポットへ移動。ボーディングブリッジは空調が効いていましたが、陽の照り返しがキツく中まで暑かったのには閉口しました。

鹿児島行き131便は737-800。国内線ではポピュラーになったボーイング737の「発展型」です。ここまで胴体延長するならいっそ757にすれば・・・と思わなくもないのですが、航空会社はあくまで「ナロウボディ機で運航」という事に拘りがあるのでしょう。

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エコノミー席だけが並ぶ機内は、そのシートの色調も相まってやたらと明るい雰囲気でした。ヘッドレストの枕カバーにも何処かの会社のプリントがあって、さながら路線バスのような趣がありましたが、不思議と安っぽさは感じませんでした。

7時20分ジャストに131便はブロックアウト(いわゆる出発の事)
ANA機の後ろに付いて、一本着陸機を待って離陸滑走開始。離陸すると眼下には須磨・舞子の海岸線が広がりましたが、程なく遠ざかり播磨灘を南下していったようで、かろうじて見えていた加古川や姫路の街並みは鳴門海峡上空に差しかかる頃には霞んで見えなくなりました。

徳島付近で四国島内の上空へ。このあたりでベルトサインは消えワゴンが回ってきましたた。もちろん
有料
です。登場当初は何かと話題になった有料ワゴンも、冷静に考えれば鉄道の車内販売ワゴンと思えば何の違和感もない訳で、価格設定もそれほどベラボウに高いものでもないから買うのに抵抗はありませんでした(高いと思う商品でせいぜいビジネスホテル価格くらい)ワゴンを止めて買い物をしている客は、見る限り10人と片手が少し余る程度くらいで、朝の地方行きの便だとこんなものかもしれません。

ほぼ四国を斜めに切るような感じで横断し、また海上へ(日向灘)・・・宮崎空港が小さく見えたなと思ったあたりでベルトサインが点いて降下開始。みるみるうちに南九州の濃い緑が眼下に広がり、一瞬飛び出した錦江湾の上でUターンするような感じで旋回。ほどなく鹿児島空港に着陸。

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鹿児島空港に「搭乗者」として降り立ったのはおよそ18年ぶりでしょうか(撮りバスではほぼ毎年1回は来てますが)ボーディングブリッジから乗ってきた飛行機を眺めて時計を見たら8時20分。アッという間のフライトでした。

(令和元年5月18日記事構成変更)

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