JR東日本 はやて36号

【路線データ】

  • 事業者:JR東日本
  • 路線名:はやて36号
  • 車両型:E2系
  • 路線型:新幹線
  • 乗車日:平成22年12月25日
  • 乗車区間:新青森~東京

【乗車記】
青森駅に戻り青い森鉄道の編成で新青森行きという列車があったので乗り込んだら、ものの数分で

「新青森へお越しの方は隣の弘前行きが先発になりました・・・」

との案内が流れダッシュ敢行(駅はくれぐれも走らないように)。

新青森に着き手持ちの指定券(はやて38号)を券売機に戻して1本前の「はやて36号」に変更。シートマップがやたらガラガラだなと思ったら盛岡までは臨時列車という扱いとの事。駅員さんが

「はやて38号は八戸には停まりません。立席特急券ではご乗車になれませんのでご注意ください」

と連呼。大抵の「はやて」は八戸に停まるらしく誤乗防止の注意喚起に必死になっているようでした。

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乗ってみると発車5分前でしたが確かにガラガラ。出発して振り向くと3人ほどが乗っていた・・・山陽や東海道とは何か違う新幹線です。

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さっそく新青森のコンコースの駅弁屋さん(23日もここで)で仕入れた駅弁で夕食を兼ねた打ち上げ開始。「十和田湖産牛肉使用 牛めし」というものでそぼろ主体の駅弁で、辛いくらいの濃い味付けが日本酒によく合います。冷たい肉というのは食べてて辛いものがありますがこの駅弁はそこそこ柔らかいのに驚きました。他に棒だらの乾燥したものを千切ってゆっくりと杯を傾けて・・・真っ暗な車窓から七戸十和田、八戸、いわて沼宮内の通過は見届けられませんでした。

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盛岡到着前に

「本日秋田地方積雪のため、本来盛岡で連結予定の「こまち号」が遅れております。本日は「こまち号」は連結しませんが、後ろ11~16号車は別の車両を増結致します」
多分「こまち号」の代わりに「はやて号」と同型の編成をつなげるって事なのだろうと思いますが、限りなく遠い2号車で呑んだくれてしまっており確認に行くのは少々面倒でした。

しかし6分停車にキオスクで酒とツマミを補充するヒマはあった訳でして・・・盛岡発車後に今度は、
「積雪で北上駅のポイントが動作しなくなりまして通過できなくなっております。北上駅に臨時停車しますがすぐの発車となります。ドアは開きませんのでご注意下さい」
ポイントが故障するってどれだけ積雪してたんだ・・・北上が近づくにつれ減速し予告通り待避線に入って停車。

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7秒ほどで発車しました。通常運行していればまずこういう光景には出会いませんので貴重な体験をしました。

JR2社の広報誌と通販誌を眺めていたら仙台着。ここでやや多めに乗り込んできましたが席が埋まるには程遠い状況でした。福島くらいまでは外を眺めていましたが気がついたら小山を通過中・・・関東圏に入ってました。

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大宮、上野と進んで終点東京には2分ほど遅れの20時40分前に到着。大宮発車あたりから山梨方面に遠征されてたフォロワーさんが東京駅に居ることが判明し、いろいろやりとりした結果、突発プチ懇親会決定に。ホームでお会いしそのまま次の乗り継ぎに便利なコーヒーショップへナダれこみました。22時前までの1時間、いろいろと話し込みかなり有益な情報を仕入れることができました。多謝です!
(2010年12月25日乗車)

(令和元年5月8日記事構成変更)

(乗継先:ドリーム11号 東京駅~宝塚駅

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