(乗継元:ドリーム4号 宝塚駅~東京駅)
【路線データ】
- 事業者:JR東日本
- 路線名:はやて19号
- 車両型:E2系
- 路線型:新幹線
- 乗車日:平成22年12月23日
- 乗車区間:東京~新青森
【乗車記】
12月23日。東北新幹線に乗るのは初めてではありません。200系全盛時代に上野~郡山間を「やまびこ」のグリーンで乗ってるはずですが前夜が夜行という事もあって目的地まで爆睡していたので全然覚えていないというのが実態。ま、だから実質これが「初」東北新幹線になります。
乗ったのは8時56分発の「はやて19号」。E2系に乗るというのも初めてで、東海道新幹線の700系あたりと共通しそうなシックな色調に共感を覚えました。ほぼ満席状態で発車。次の上野でそのわずかに空いてた席も埋まり掛け値無しの「満席」に(僕の乗っていた4号車の状況だけですが)
まあ、このようにXperiaのGPS機能で遊んでたり。230キロとは遅いなと思ったら福島を過ぎたあたりから一気に40キロほどUP。
10時半、急に大きな街が現れたなと思ったら仙台に入っており「こんなに近いの?」というのが正直な感想。距離的には東京~名古屋の少し手前だからそんなものなのか。「みちのく」ははるか彼方というアタマがあっただけにこの速さは意外です。
東京出発時に「こまち号のお客様は・・・」「こまち号の停車駅は・・・」とあって初めてこの列車が併結列車だという事に気づかされましたが、どんな感じかはこの仙台到着時のこの絵でようやく実感。
しかし新幹線の「多層建て」(異なる行き先の列車を組成した編成)って・・・かつての多層建てDC急行がそのまま新幹線になったような気がして単編成の東海道新幹線を見慣れてる目にはこれまた新鮮です。
お約束というか・・・電車ばかりの中に機関車が居るというのもなかなか面白い絵です。仙台都市圏もすっかりJR型の型式の電車が増殖しましたね。
古川、一ノ関とすっとぶように走り抜け、
いつの間にか外の景色にも白いものが目立つようになってきました。東北でこんな感じだから目的地の北海道の雪景色は望めそうだな・・・
かつての終点・盛岡からは各駅停車になり、駅ごとにパラパラと客が降りていく客を迎える人がホームで目立つように。時期的に都会に出ていたこのあたりの人が帰省で故郷のホームに降り立ちそれを家族が出迎える・・・そんな感じでしょうか。
八戸からは新規開業区間。時折荒涼とした平野が広がるが大半はトンネルばかり。これではまるで山陽新幹線に乗ってるのと変わらないような。七戸十和田は在来線(この辺では第三セクター化した東北本線)との接続がない新富士や新尾道的な駅。十和田観光には最適という事ですが。
新青森には12時半過ぎに到着。ホームに降りたがそんなに寒くないのに驚きました。もっと「しばれる」のかと思いましたが風がなければこんな感じなのでしょうか。ホームには旗を持った添乗員さんが団体をまとめるのに奮闘しておりこの先の旅程に心ときめかせるツアー客をなんとかまとめようと必死に走りまくってました。しばらくはこういう感じのツアーが何組もこの駅に降り立つのでしょう。
(令和元年5月8日記事構成変更)
(乗継先:特急スーパー白鳥19号 新青森~木古内)