宮崎交通 はまゆう号

【路線データ】

  • 事業者:宮崎交通
  • 路線名:はまゆう号
  • 車両型:日野ブルーリボン
  • 路線型:高速路線バス(都市間連絡型)
  • 乗車日:平成22年10月18日
  • 乗車区間:天文館~橘通1丁目

【乗車記】

鹿児島での仕事をすませ、17時過ぎに天文館のバス停に来たものの、16時25分の次は18時30分・・・そうだった、南九解散後は2時間おきになったんだっけ。とりあえず時間まで天文館の食堂で呑んだくれ、「蜂来饅頭」を買って再び天文館バス停へ。

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結構暗くなってきましたが人の数、バスの数ともに増えており鹿児島の繁華街の活気の衰えが無い事に一安心した次第。酔いを醒ましていたら、宮崎行き「はまゆう号」最終便が到着。日野ブルーリボンのハイデッカーとはまた貴重な車が来ましたねぇ。

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車内はトイレなし4列シート。宮崎交通の近距離路線車に共通のゴールデンイエローのシートが並んでおり初めて乗った時はその派手さにびっくりしたものですが、今では宮崎交通らしさを感じるまでに馴染んできました。車体もピカピカならば、内装もピカピカでとても20年前のバスとは思われません。

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僕を含め2人ほどが乗車。自由席なので思い思いの席に陣取れるのですが、この時間となると前面展望は望めそうにないのであまり揺れそうにない車両中央部付近の席をチョイス。

特に案内もなく発車し、ほどなく鹿児島中央駅前の南国交通バスターミナルに到着。3人ほどが乗り込んできました。ターミナルといっても旧施設は取り壊されており、今は駅から100メートルほど西に数台のバスを停めたら一杯というささやかなものになっています。
出発するとすぐに武トンネルに入り鹿児島インターから九州道へ。乗務員さんから案内放送があったがほとんど聞いておらず、伊敷付近から意識(洒落ではなく)が無くなり気がついたら鹿児島空港のターミナルに横付けされるところでした。ここでドカドカと10人ほどが乗車してきました。学生風の若者グループ数人とビジネスマンが数人といった感じで、話している言葉からどうやら東南アジア系の若者のようでした。高速に戻って鹿児島空港南に差し掛かるものの乗車は無し。

彼らの甲高いおしゃべり声が少々耳障りだったがまたウトウトし、気がついたら吉松に到着していました。ここで若者グループの数人が下車。さらに宮崎県に入ってまもないえびのインターで残りの若者が下車していき、車内は一気に静かになりました。

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飯野、小林とバス停は続くが乗降は無くそのまま霧島SAに到着。

「ここで10分ほど休憩します」
外に出てみると、ひんやりとした空気が酔って火照った頬に当たってキモチ良く酔い覚まし代わりになりました。
高原インターで乗車がありましたが、高崎東・都城北・高城・田野東・清武の各停留所は乗降ともになくさっさと通過。宮崎インターを過ぎると俄かに車窓が明るくなり、都会に近づいたことを実感。

「長らくのご乗車お疲れさまでした。まもなく宮交シティ到着です・・・」
結局4人ほどの客で鹿児島から宮崎まで乗りとおした事になり、JR特急「きりしま号」と競合する路線にしては少々寂しい乗り具合でした。時間帯も関係したいたのかもしれませんが・・・シャッターの下りた宮交シティに1人が降りていきました。

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南宮崎駅前を過ぎ大淀川を渡るとそこは県庁付近。この間に「宮崎たまゆらの里」というバス停がありましたが例によって通過。何回か右左折を繰り返して橘通に入り最初の「橘通1丁目」バス停で降りました。「はまゆう号」はこの後デパート前に停まって宮崎駅前バスセンターで終点を迎えるはず・・・

(令和元年5月16日記事構成変更)

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