SUNQパス乗り継ぎ旅 北九州~長崎

f:id:tabisuru_sumiya:20170907075857j:plain

■西鉄バス北九州 恒見 6247 新門司港~小倉駅北口■


いつもは阪九フェリー差し回しのマイクロバスが来てるはずだが今日は客が多いせいか西鉄バス北九州の路線バス2台という陣容。席は予想通りさらりと埋まり小倉へ(これも通常ならば門司駅までだが今日は特別に延長)


小倉駅前でなんぞ朝飯をと思ってたけど、時刻確認しにバス停に行くと丁度福岡行きの「なかたに号」が滑り込んできたので反射的に乗り込んだ・・・

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080022j:plain

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080035j:plain

■西鉄バス北九州 高速 9439 小倉駅前~天神 なかたに号■


初めてのB高タイプ車で、外観のみ市内路線っぽい雰囲気で中身は高速バスってスタイル。これからはこういうテのクルマが増えるそうで・・・


寝不足を補うべく、って訳ではないけど中谷発車直後くらいからうつらうつらして若宮あたりがすごい霧だった事くらいしか覚えてなくて、気がついたら都市高速を福岡の市街地へ・・・


天神でようやくモーニングにありつき、次は佐賀行き「わかくす号」に乗車。

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080131j:plain

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080144j:plain

■西鉄バス佐賀 9363 天神~佐賀駅BC わかくす号■


4人というこれまた信じられない乗車数で天神を出発。鳥栖付近までくると薄日が差したりもしたが基本的には厚い雲がたれこめていた。


佐賀大和で高速を降りずいぶん南下。佐賀駅BCには9時半頃に到着。ところでこの「わかくす号」車内の無線ではしきりに途中停留所の乗車人数が
飛び交っていた。中でも「積み残し」の報告があったのには驚いた。こちらはそんな事態が信じられないほどガラガラだから・・・

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080230j:plain

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080245j:plain
佐賀城にいます。城門と石垣だけの跡ですがその門を飾る鯱は堂々としたもの…

佐賀市営バス初乗車。なかなか小綺麗なバスです。

次に乗る祐徳バスまでは1時間以上あったので、佐賀市交通局のバスに試乗。行き先は決めてなかったけど来たバスの横幕に「佐賀城」という文字があったので観光がてら飛び乗った。


■佐賀市交通局 0711 佐賀駅BC~佐賀城跡■
■佐賀市交通局 0737 佐賀城跡~佐賀駅BC■


こちらも見事なほど空いていて、市街地で何人かの乗降があった他は佐賀城まで行ったのは僕1人。帰りも・・・いわずもがなです。3が日の都心部のバスってこんなものなんでしょう。

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080349j:plain

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080404j:plain

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080417j:plain

■祐徳自動車 0102 佐賀駅BC~鹿島BC■


佐賀駅BCに戻り11時発の祐徳神社行きに乗車。祐徳自動車のエルガミオ、トップドア車。鹿児島にいた時はさんざ乗ったタイプだがエルガミオでは初めて。
トップドアの泣き所は・・・乗降分離が困難な点。この便も何ヶ所かで、
「降りる人いるからちょっと待ってね」
と運転士さんが乗車客を制する事もしばしば・・・


運転士さんをしばし観察してたが、やたら背筋が伸びてて姿勢がいい。しかも僚車とスライドする時にはビシッと「敬礼」・・・挙手じゃないよ。
しかも相手もそれをやってるから会社的なものかも。なんかすごいな。


嘉瀬川を越え武雄に向かう長崎街道と別れ田園地帯を突っ切ると鹿島市内へ。鹿島BCで佐賀駅で仕入れた「とりトロ弁当」で昼食。九州は「かしわめし」を筆頭に鶏系の駅弁が多い。もちろん旨かったです。


■祐徳自動車 0367 鹿島BC~県界■

鹿島BCから乗ったのは太良方面の県界行き。名前通り佐賀と長崎の県境まで行くバスだ。

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080528j:plain

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080543j:plain


13時22分に県界着。今里川にかかる小さな橋が佐賀と長崎の県境。祐徳の回転場はマターリした雰囲気だけど県営側は3台が待機中。昔は諫早~鹿島間が通し運行だったそうな…

JR長崎本線と絡みつつ有明海の海岸線を忠実に南下。鹿島BCを出てまもなく1時間ってあたりで「竹崎かに」という看板が目立つようになる。内海で蟹とは珍しいと思っていると国道から外れ小さな回転場の手前でバスは停車。ここが終点・県界。


祐徳バスはそのまま回転場の中で小休止。その今里川にかかる小さな橋(友尼橋)を渡ると晴れて長崎県入り。すぐに長崎県営バスの回転場があって丁度川を挟んで対峙している格好だ。どちらかの回転場と統合すれば・・・と思うのは街っ子の発想でしょうか。

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080650j:plain

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080704j:plain

近くのコンビニで用を足し、それでもまだ時間が余る・・・祐徳バスからの乗り継ぎ時間は1時間近くあった・・・ので県営バス乗り場の小屋でボーッとしてたら運転士さんから、「もう乗ってもいいよ」とありがた~いオコトバwww


運転士さんとSUNQパスの話で盛り上がった。まさかこんな乗り放題のきっぷが出来るとは思ってなかったそうで、「こんなきっぷが全国で出来れば面白いのになぁ」という言葉が印象的だった。


■長崎県交通局 6A54 県界~諫早駅前■


乗ったバスは長崎県営の諫早行き。コレも初めてとなる日野のブルーリボンシティという型だ。運転士さんが「ここらのバス停はちょっと変わってるよ」と教えてもらったので注意してみると・・・

f:id:tabisuru_sumiya:20170907080931j:plain

・・・なるほど。待合室がフルーツだwwww
きっと町のアイデアなんだろうけど確かに奇抜だ。でも運転士さんは小屋の影に客がいないかどうか確認するのが辛そうだったなぁ・・・

40分ほどで諫早の市街地に入り諫早駅前BCで下車。ここのターミナルも古色蒼然とした「昭和」を感じさせる趣だ。


■長崎県交通局 7E19 諫早駅前~中央橋■


ここから乗った長崎駅前行きは純然たる都市間連絡バスながら、高速は使わず下道だけでひたすら長崎市内を目指す。確か喜々津付近までは覚えていたが急に眠気に教われ断片的にしか記憶が・・・
気がついたらもう長崎市内でホテル最寄になる中央橋で下車。


佐賀~長崎120キロ?くらいを路線バスで乗り通した訳ですが、意外とスムーズに乗り継げたのが印象的でした。ただ鹿島~諫早間は平日でも利用の少なさそうなあたりを走ってるので路線維持がヤバそう・・・。

長崎市内の中央橋近くのホテルに着いて、楽バスでゲトした指定券取りに長崎駅前に
向かってます。諫早から乗った長崎行きはほとんど寝ていたorz
しかし坂がめちゃくちゃキツかったのと学生だらけだったのは断片的に覚えてるな…

f:id:tabisuru_sumiya:20170907081108j:plain

ちなみにホテルは「長崎バスターミナルホテル」で、もち眼下は長バスがひっきりなしに出入りするバスヲタ垂涎のロケーションwww
ネット予約だったのでヲタ部屋が取れてたかどうかは判らなかったけど結果はアヒャヒャwww


ここからはオマケ。明日乗る「サンライト号」の指定券を取りに長崎駅前の県営BTに行きその足でプチ観光を敢行ww
長崎バス~ロープウェイを乗り継ぎ稲佐山へ。お決まりの長崎の夜景をパチリ。


感想・・・一人で来るもんじゃねeeeeeeeeeee!!!


回りは皆カプールwww

(2007年1月3日乗車)

Ⓒ2017 「乗ってみました」編集管理・電話番