神戸市交通局 95系統

【路線データ】

  • 事業者:神戸市交通局
  • 路線名:95系統
  • 車両型:いすゞエルガ
  • 路線型:一般路線バス(循環型)
  • 乗車日:平成29年12月17日
  • 乗車区間:神戸駅~新長田駅~神戸駅

【乗車記】

阪急電車で高速神戸に出て、地下街をずっと歩き神戸市バスのターミナルに上がってくるとちょうど95系統が入線。一番前の席を確保し出発までまったりしていましたが、乗ってくる客はまばらでいささか寂しい感じでした。直通客ならばJRに乗れば新長田あたりだと10分もあれば着くのだから、市バスという選択肢は当然無い訳で・・・

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15時17分、発車。ターミナルを出て大開通りに出るとほどなく新開地。ここでどっと乗り込んできて立ち客も・・・とりあえず賑やかになってホッとしました。

新開地からはダイレクトに兵庫駅方面に向かい、駅手前で高架をくぐります。ここまで来たのなら兵庫駅に寄れば・・・と思いましたが、あくまでこの系統は神戸駅~松原地区~新長田・須磨東部を循環するのが主な使命、という事なのでしょう。

国道2号を横断し、いよいよ松原地区へ。その中心となる松原通5丁目には15時半に到着。

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ほどなくして国道2号線に戻って和田岬線を越えると東尻池で右折。逆時計回りでこれから長田~須磨東部を順に回っていきます。こざっぱりした街並みの御蔵菅原を過ぎ15時39分に長田の中心地、長田神社前に到着。ここまでパラパラと降車はあったが乗ってきたのはこのバス停が久しぶりでした。

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地下化された西代駅も、地上駅時代を知るものにとってはまだ新駅のような感覚が残ります。ここで地上時代の線路跡をなぞるように板宿方面へ・・・と思ったのもつかの間、山下通1丁目で鋭角に左折。妙なところで曲がるものだと思いましたが、あとはまっすぐ進むだけでまもなく新長田の市街地が見えてきました。

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15時49分、新長田を発車。ほどなく国道2号線に戻り周りの乗用車がビュンビュン飛ばす中、95系統は泰然と走行車線を40キロ台でゆったりと・・・阪神高速の高架下でずっと覆いが頭上にかぶさっているのだから、人によってはうっとおしい思いをしているかもしれませんが、変に思われるかもしれませんが、個人的にはここ以上に神戸市内に都会的な雰囲気はないのではと思っています。

東尻池の交差点を直進し循環運転は終了。再び和田岬線を越えて松原地区へ入りました。15時59分、松原通5。行き同様に1分の時間調整停車を実施。

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あとは元来た道を丹念に辿り、新開地で半分ほどが降車。ここから先は神戸駅へ向かうバスが競争でもしているかの如く並んで、道を譲ったり追い抜いたりしていました。

16時17分、終点の(というか起点の)神戸駅に到着。片手よりは少し多いくらいの客が降りて行きました。

(令和元年5月15日記事構成変更)

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