旅する炭屋~炭屋さんだって旅したい~

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神戸エクスプレス号 神戸三宮~広島バスセンター 広交観光

■プロローグ

この路線に乗るのは今回で3度目だ。1回目はヒュンダイユニバースという「外車」で、2回目は広島からの神姫バス担当(エアロエース)だったが、さて今回は何が来るのか。

そういえば、この時間の神戸発は到着地の運行会社(広交観光)が担当となる。朝、広島を出た便が神戸について休憩後夕方の便で広島へ帰っていくのだから当然の事なのだが、関西人としてはやはり神戸方の事業者(神姫バス・朝便担当)に乗ってみたいものだがなかなか果たせない。

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■神戸三宮~吉備SA

乗車便の30分前に神戸三宮のターミナルに着いた。

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待合室で腰を落ち着けて・・・といかないのがバス趣味者の悲しい性、というか習性というか、自分が乗らないバスであっても到着する便やこれから出発する便を見届けないと落ち着かない。これは鉄道趣味から入った自分が、たぶん人生を終えるまでやめることが出来ない行動の一つになるだろう。

そんな「業」のようなものを感じつつ出入りするバスを眺めていたら、

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17時50分頃、広交観光の高速バスが到着。フロントを大きく反対車線にまで振って誘導員の指示でバック。

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やってきた車両は前回と違い、三菱ふそうのエアロエースだ。昼行の高速バスとしてはごく標準的な車両である。

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車内もこれまた昨今では当たり前の4列シートがズラリと並ぶ。濃いカラーのシートにヘッドレストのパープルはなかなか映える。

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前後の幅はお世辞にも広いとは言えない。輸送力重視のシートアレンジ、といったところか。それでも昨今の客の要望に応えたのだろう、各シート周りにはコンセントが設けられていた。これは確かに重宝する。僕のようにスマートフォンでカメラを動かしつつSNS等を見ていたら、バッテリーはみるみるうちに減って心許ない状況に陥るのでこれは心強い限りだ。

座って色々と観察をしていると発車。

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ターミナルを出てすぐに乗務員さんから案内放送があった。ボソボソとした感じではあったが簡素にして要点を絞り込んで案内してくれるので気持ちがいい。西鉄あたりとは対極をなすマイクパフォーマンスだ。

二宮ランプから阪神高速の新神戸トンネルへ突入。神戸北町へ向かう市バスを抜き、箕谷へ抜けると北神戸線へ。

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18時20分、神戸淡路鳴門道の布施畑インターからハイウェイクルージングとなる。

車内はというと、通路側に空席を少し残す程度でなかなかの盛況である。新幹線が幅をきかしているあろう山陽路を、4時間かけて走るバスにこれだけの利用があるというのはある意味驚異であり、バスだから選んでもらえたという必然性のようなものがあるように思えた。

10分ほどで山陽道に合流。あとは広島まで一直線である。車内ではうたた寝をする層がある一方で何人かは弁当を広げているようで、1Aという前方に座っていても惣菜の香りが届いた。次の休憩地で何か買うか・・・

山陽姫路東の通過はなんとなく覚えていたが、あとは岡山県に入ったという看板を見た以外は僕もうたた寝をしてしまい、減速の気配で前を見たら休憩地の吉備SAだった。

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隣には大阪からやってきたのだろう、同じ広島行きの「ウィラーエクスプレス」が停まっていた。

 

■吉備SA~広島バスセンター

 ここでの休憩は10分と乗務員さんから告げられた。大半の客はトイレへ駆け込む。おかしなもので乗っているバスにはトイレは完備しているのだが、やはり「動く」「狭い」空間で用を足すというのには抵抗はあるようで、ドアが開くとみんな足早にトイレへ向かった。

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 菓子を何個か買ってホットコーヒーを握りしめ、バスの周りを歩き回って撮る。スマートフォンでの撮影なので出来上がりはお察し状態だが、そうであっても決まりごとのようにバスの周りをぐるぐる回って撮る。これも「習性」のようなものなのだろう。

10分を若干過ぎたところで発車。ふと見ると隣に座っていた若い男性の姿が見えない。すわ乗り遅れか?と思って周りを見ると数列後ろの空席に居た。僕のようなごつい人間の横では何かと居づらいのだろう。おかげでここからは終点まで快適に過ごせた。

あとはひたすら闇の中を突き進む。

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 20時40分頃に広島県に入ったが、広島「市内」はまだまだ先だ。

尾道を過ぎて高坂PAまでの長い勾配ではゆずり車線に入る事なくグイグイ登っていき高速バス車両のトルクの粘りを体感した。

トンネル、インター、トンネル、SAまたはPA、といった感じを繰り返して何個目かのトンネルを抜けると太田川を渡り、

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中国バスの高速バスとランデブーしながら21時45分、広島インターで高速を降りた。

ほどなく最初の降車地・中筋駅に到着。

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ここでの降車は6名いた。隣の中国バスからもパラパラ降車があったようで、出迎えの車に乗ったりアストラムラインの駅に入ったりと、すっかり高速バスのターミナルとして定着したようだ。

再び太田川を渡り新白島駅で停車。

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 以前乗った時はここには停まらなかった。JR駅が開業したことに併せて停車しはじめたようで「神戸エクスプレス」が立ち寄らない広島駅へもここでの乗り換え、という形でフォローしている。

 漆黒の広島城の堀端を進み22時7分、広島バスセンターに到着。

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 降車して目の前にある「そごう」のシャッターが閉まっているのを見て、改めて遅い時間に着いたことを実感した。

 

■エピローグ

前半で神戸~広島間という新幹線が圧倒的に有利な区間で、高速バスが善戦しているのは驚異でありバスだから成し得たことと書いたが、2点間のみで見ていると見落とすことも多いなと思った。中筋駅、新白島駅での降車は2つあわせても2ケタにやっと届くといった数しかなかったが、言い換えればこの2か所への停車は新幹線では直接的なフォローが出来ないもので、この2か所の乗客はバスが開拓したものでもあるとも言える。

神戸側が三宮1か所だけというのが惜しいところだが、あくまで路線の位置づけとして広島の客が神戸へ向かう(または神戸から広島へ帰る)という事を主眼にしているのだろう。新幹線が有利と言われている区間でも、路線の方向性が決まっていればそれなりに需要は掘り起こせる、という事なのかも知れない。

(平成29年11月27日乗車)

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