旅する炭屋~炭屋さんだって旅したい~

炭屋です。ヲタです。人畜無害です。何処かへ行ったり過去に前に挙げた内容を再掲したりしてます。

はじめてお越しになられた方は、ここを御一読いただければ幸いです..._〆( ´・ω・‘)

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とよのくに号 別府北浜~福岡空港国際線ターミナル 亀の井バス

(乗継元・SORIN号

 

■プロローグ

「SORIN号」を降りて時計を見たら、次に乗り継ぐ便までは10分あるかないか。目の前にあった案内所でコンビニの所在を聞くと、結構近いところにあるという。それでもモタついていたら一巻の終わりだな・・・と躊躇いつつも、気が付いたら足はコンビニに向かって走っていた。

買い物を済ませ時計を見ると4分前。次に乗る路線のバス停に着くと客が並ぶでもなくパラパラと散らばっており、それでいて「バスはまだか」という皆の視線が大分方面に注がれていた。

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■別府北浜~玖珠付近

息を整える時間は充分あって落ち着いた頃、発車2分前の8時58分に入線。

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西鉄天神バスターミナル行きの「とよのくに号」亀の井バス担当便だ。亀の井バスの高速便は初めて乗る。

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ご覧の通り、昼行便でも3列が多い九州島内路線にあって「とよのくに号」は当初から4列シートがあてがわれており(速達便は3列だった時代もあったが)旺盛な需要に対応したカタチになっている。

定刻を若干過ぎた9時3分に発車。昨今の海外旅行者の利用の多さを反映してか、この便でもアジアからの家族連れの旅行者団体が中央付近の席を占めていた。乗務員さんも彼らに向かってカタコトの英語で、それでいて適切な案内をこなしていた。

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しばらくは国道10号線を北上していたが、九州観光横断道路の交差点で曲がりこみゆるゆると坂を登り始めた。その途中にある横断道路観光港入口の停留所に停まるも乗車はゼロ。

次第に坂がキツくなってきた頃、ふと道路から外れすれ違うのもままならないのではないかと思うくらい狭い道に入り、

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ほどなく鉄輪バスターミナルに着き3人が乗車。もときた道を引き返すのかなと思ったら、ちゃんと抜け道があって再び国道へ戻った。

別府自衛隊前は乗車ゼロ。すぐに大分道へ入る。

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このあたりから霧が出だしたな・・・と思ったらほどなく減速し

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別府湾SAに入り最後の乗車地・高速別府湾APUに到着。そしてこの霧である。大袈裟かもしれないが、客のいないバス停がなんとなくこの世のものではないような、墓標のように見えた。

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SAを出てまもなく速見バイパスとのジャンクションという地点まで来ると霧の濃さはより深くなり、もはや下界の景色など望む事は不可能だった。

この霧のために「とよのくに号」は迂回ないし運休を余儀なくされており、今回も遅れるのかな・・・と思ったら由布岳を望む付近まで登ってくると先程の霧がウソのように晴れてきて、

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由布岳の頂上は拝めなかったが、風になびく草と由布岳の麓付近をくっきり見ることができるくらいにまで回復していた。ホントに山の天気は変わりやすいのだなぁ・・・

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玖珠に近づく頃には下界の景色もご覧の通りで、霧が出ていたのは別府湾を望む由布岳の東の麓付近だけだった事になる。

一人心配していた自分が馬鹿らしくなって、ホッとするとなんだか眠くなってきた。

 

■筑後甘木~福岡空港国際線ターミナル

目が覚めると山はどこにもなく、刈り入れを済ませた田んぼが見える田園風景が広がっていた。

ほどなく小郡の市街地を抜け、

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鳥栖JCTをぐるっと270度廻って九州道に入った。交通量は確かに増えたが関西や関東の郊外道路に比べたらまだ空いている方なのだろう。時間帯もあるのだろうが・・・

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「ご乗車お疲れ様でした。まもなく高速基山に到着します・・・」

自動放送が基山到着を告げ、SA内に設けられたバス停に停まると1人が降りていった。大きな旅行鞄を持っていたからさらに高速バスを乗り継ぐのだろうか・・・

 

筑紫野を過ぎ走行車線が混みだしたな・・・と思ったら案の定渋滞が始まっており少し遅れるかなと思ったら、渋滞の列の真横を抜けそのまま大宰府インターへ。都市高速のレーンは混んでおらずショートパスしたような恰好になった。

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都市高速に入るまでの間、鹿児島からのツアーバス「南九号」とデッドヒートを繰り広げ気が付いたら半道橋ランプまで来ていた。

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ランプを降りたら空港はまさに目の前で、これまでの旅の余韻に浸る間もなく11時18分、福岡空港に着いた。「とよのくに号」はこの先西鉄天神バスターミナルまで行くのだが降り際に座ってた客を見ると3~4人・・・実質この福岡空港がこの路線の終点のようだ。

 

■エピローグ

思えば「とよのくに号」はJR特急「ソニック号」の好敵手としてその勢力を拡大しており、良い意味で福岡~大分間には競争原理が働いているようだ。今回乗ったノンストップ便は別府仕立てという、これまで設定されなかった路線でこれも利便性を追求したが故の「答え」という事なのだろう。

一方でこれまで大分道の沿線利用者をくまなく拾ってきた各停便が廃止され、日田までの便や「ゆふいん号」がフォローしているとは言え、「とよのくに号」自身が元々背負っている直行便利用者と区間便利用者の需要のアンバランスさに対応しきれてないように見える。

年々ダイヤは磨かれているように見えるが、今しばらくは路線改廃の試行錯誤が続くものと思われる。

(2017年9月22日)

 

(乗継先・福岡空港国際線ターミナル~福岡空港国内線ターミナル)

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