旅する炭屋~炭屋さんだって旅したい~

炭屋です。ヲタです。人畜無害です。何処かへ行ったり過去に前に挙げた内容を再掲したりしてます。

はじめてお越しになられた方は、ここを御一読いただければ幸いです..._〆( ´・ω・‘)

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SORIN号 大阪駅前~別府北浜 大分バス

■プロローグ

唐突に福岡に来い、という仕事の電話があって面食らった。今まで福岡に行かなくても良かった案件が、担当者の都合から今年度からダメになり直接会って打ち合わせすることになったのだ。仕事とあらば仕方ない。行きますか、福岡へ・・・

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大 分 経 由 でな(笑)

 

■大阪駅前~権現湖PA

発車30分ほど前に大阪駅前の近鉄バス停留所に到着。

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ちょうど萩行きの「カルスト号」近鉄便が乗車扱いをしているところだった。この路線、共同運行先の防長交通が近鉄バスと同じカラーの高速バス車両を持っていることから、カラーだけでは運行会社を判断しかねるシーンが多々あり我々をファンを悩ませてくれる。まあその悩みも普通の人からすれば理解の範疇を越えているのだろうけど・・・

 

続いて新宿行きや小田原行き、甲府行きといった東日本方面への路線が出ていき発車5分前くらいに大分行き「SORIN号」が到着。

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今夜の担当は大分バスで、同社の夜行車カラーでは伝統の水玉模様がエアロエースにあしらわれていた。「ぶんご」「エメラルド」「トロピカル」・・・このカラーを見るとそれらの高速バス路線を思い出させる。

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車内に入ると数名の先客がいた。あべの始発なので当然なのだが、それにしても少ないような・・・指定された席に着き発車時刻となったが、乗務員さんのバゲッジ扱いにやや時間を取られてたようで2分遅れの22時7分に発車した。

梅田新道から南森町へ出て、阪神高速の環状線へ駆け上がる。その間に交代乗務員さんからの車内案内があったが、そのアナウンスが澱みなく進めておられて気持ちが良い。決して科白を読んでるという風ではなく、自分でアレンジされている感じだ。高速バスの乗務だからそれなりに訓練はされておられるだろうし、場数も多く踏まれておられるとは思うが、客が知りたい事を要所要所で簡潔に伝えてくれるのは本当にありがたい。九州の高速バス車内アナウンス(パフォーマンス)で有名なのは西鉄バスであるが、同社も別な意味でいい乗務員さんがおられるのだなぁと感心した。

 

環状線から神戸線へ。生田川ランプで降り市道~国道と進んで22時44分、三宮バスターミナル着。

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大阪発車の時点では「この先、神戸から5名のお客様がご乗車の予定です・・・」とアナウンスされていたのだが実際乗ってきたのは3名・・・予約だけしておいてすっぽかした、という事になるのだろうけどイマイチそういった行動が僕には理解できない。色々とキャンセルの方法はあっただろうに・・・なんだか肩透かしを食らったような気分で三宮出発。

 

新神戸トンネルを抜け、箕谷ランプから阪神高速北神戸線へ。

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布施畑ランプから神戸淡路鳴門道へ。九州行きのバスなのに四国を想起させる名前の高速道路に乗るのはなんとなく意外性を感じさせるが、神戸淡路鳴門道にいた時間は僅かでこの先ほどなく山陽道へ入っていった。

さてアナウンスでは神戸出発40分後くらいをメドに途中で休憩します、という風だったのでだいたい三木SAだろうな・・・とタカをくくってたのだが、三木SAの案内が近づいても減速することなくそのまま通過。どこまで行くのだろうと思いつつ、ついウトウトしてたらふと減速する気配が・・・

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(個人的な)予想を裏切って権現湖PAで10分休憩と相成った次第・・・

三木SAが選ばれなかったのは、大型車駐車スペースの混雑を読み切っての臨機応変的な対応なのか、それとも同社の運行仕様書がそうなっているのか、一介の趣味者がうかがい知る術はないのだが、

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 小さなPAであることから人が少なく、あまり周りの混雑を気にすることがなく快適に過ごせたのでこのチョイスはありがたかった。

周りで休憩しているトラックの乗務員諸氏も、そのあたりを見込んでこのPAをチョイスしているのだろうな・・・

トイレを済ませ、写真を数枚撮って車内へ戻る。

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仕切りカーテンも最近ではだいぶ広まったようで乗務員さんも

「使い方が判らなければおっしゃって下さい・・・」

と見て回っているものの、客の方が手馴れているようでさっさとカーテンを広げて使っていたのが印象的だった。

10分停車で権現湖SA発車。ほどなく消灯となった。

 

■宮島SA~中津サンライズホテル前

目はつぶったものの最初のうちはなんとなく暑く、窓に頬をつけたり備え付けのリーフレットを団扇がわりにして涼をとっていたが、いつのまにか寝入ってしまい気がついたら何処かのSAに停まっていた。

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携帯のナビを見たら宮島SA。こういう時に文明の利器はありがたい。

次に揺れで目が覚めたら関門橋を渡っているところだった。ああ、九州に入ったんだな・・・と思いつつ再びまどろむ。

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明るさを感じて今度はしっかり目が覚めた。カーテンを少し開けるとどこかの料金所を通過・・・ナビで確認すると椎田道路の料金所だった。

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6時27分、国道10号の道の駅「豊前おこしかけ」に入って停車。

 

「おはようございます。未明の中国道工事渋滞等で30分ほど遅れております。本来でしたらここは乗務員交替後すぐに発車するのですが、せっかくですのでここで朝の休憩にしたいと思います・・・」

 

弱った。この後乗り継ぐバスとの余裕時間は50分ほどあるのだが、それが20分ほどになってしまう。降りたら降りたで身支度等の行事が控えているのだがそんな余裕時間ではそれもままならなさそうだ。となるとこの機会を利用するしかないと、バスを降りてトイレへ直行。7~8分で身支度を済ませた。

結局15分ほど停まって6時45分頃に発車。

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車内は完全に明るくなり、あちこちでカーテンが開く。遅れているからといって特に騒ぐ客もおらず平穏な、そして淡々と時間は過ぎていく。

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中津市に入ったあたりで雨が窓を走りだした。さっき降りた道の駅でも雨の後のような風情を見せていたがここにきてとうとう降られた。

ちょっとずつ混雑しつつも確実に市街地へ入り7時7分、最初の降車地・中津サンライズホテル前に到着。

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ここで2~3人が降りた。

 

■中津~別府北浜

中津の市街地ではさほど渋滞に遭わなかったが、バイパスから分かれて国道10号に入ってしばらくのところから渋滞に・・・

しばしノロノロ運転が続き、時計は見ていないが遅れが増大していくように思えた。郊外のロードサイドにありそうな店やら住宅やらがある中にぽつんと設けられた宇佐法鏡寺のバス停で停車するも降車はなし。

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ここから東九州道に入るのかな・・・と思ったが結局そのまま国道10号線を進み、宇佐神宮を通過。景色はよいのだが今は到着がどのくらい遅れるのかが関心事であるから、日本でも屈指の歴史を誇る神宮を目の前にしてもどこか気がそぞろだ。

 

日豊線と並行するようになり、車窓も緑が多くなってきた。

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プライベートの移動であればこの景色を心行くまで堪能してるのだろう。が、今はそういう気になれない。しかし「遅れたら遅れたで一応の手はある」事は調べているので、今は運に任せるか・・・と二度寝をキメる。

 

気が付いたら日出町の外れで左の車窓には別府湾が広がっていた。車線数も増えてここまで来たら目的地の別府北浜はさほど遠くないな・・・と思ったが車線数に比例するかのように交通量も半端なく多くなっており、停まりこそしないものの飛ばせるという状況ではなかった。

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やきもきしながらバスの挙動を見守り、別府北浜には定刻より40分遅れの8時50分に着いた。この先どうだったか・・・はまた別の機会に。

 

 ■エピローグ

実は大阪~大分間の高速バスというのは一度廃止された経緯を持っており、「SORIN号」は言うなればリベンジで開設された格好になっている。もちろん車も当時のものから最新のものになっているし、ルートも東九州道を一部通るなどそれなりに変化している。

しかし変わった点と言えばそれくらいなもので、特に旧路線時代から目新しいものが無いというのが正直なところだ。しかも大阪~大分間にはカーフェリーも就航しており航空路線だってある。それだけパイの奪い合う環境にあって「SORIN号」を積極的に使う動機が「乗り換えなし」だけで、どこまで利用者数を伸ばせるのかが少し不安でもある。

中津以南を東九州道へ乗せ換えるか、パーク&ライドのような企画きっぷを途中利用の客に使ってもらうとかの誘致策が必要になるように思うが、さてこの先どうなるのか・・・今のままでは旧路線の二の舞という気がしてならない。

(2017年9月21日乗車)

 

(乗継先・とよのくに号

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