名古屋バス 名古屋特急ニュースター号

【路線データ】

  • 事業者:名古屋バス
  • 路線名:名古屋特急ニュースター号
  • 車両型:三菱ふそうエアロエース
  • 路線型:高速路線バス(都市間連絡型)
  • 乗車日:平成27年7月15日
  • 乗車区間:愛知県庁前~天王寺駅

【乗車記】

GWに名阪間をひたすら高速バスに乗り続けてネタ集めをしていた時、最終レグの「名古屋特急ニュースター号」を始発(愛知県庁前)から予約してたのに名古屋駅で余裕ぶっこいていたらどうにも間に合わなくなって、結局1つ手前の栄からの乗車に切り替えた、という出来事がありました。それ以来どうもそれがアタマに引っかかって「いつか始発から乗り直そう」と決めてました。

実を言うと今回手配したキップは、前泊してた名古屋駅前のホテルで寝過ごしたらバスそのものに乗れなくなるなーと思って念のため名古屋駅からの乗車という風にしていたのですが、意外と早起き出来たのでホテルを余裕で出て地下鉄で市役所前へ。

地上に出てバス停付近で色々写真を撮っていたら、

f:id:tabisuru_sumiya:20171103000858j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20171103000845j:plain

「大阪」幕を出した大阪バスカラーのエアロエースがハザードを焚いて停車。厳密に言うと大阪バスではなくグループ会社の名古屋バスでした。グループ会社だからこそ出来る統一カラーですね。ややあってドアが開いたので乗務員さんに

「ここから乗りたいのですが・・・」

とキップを見せると

「ああ、いいですよ」

と快諾。

指定された1Aに座り発車までどれだけ乗ってくるか・・・と思いましたが結局ここからは僕とあと1人だけ。官公庁街始発はそんなものかもしれませんね。

f:id:tabisuru_sumiya:20171103000940j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20171103001034j:plain 

定刻に発車し、栄の市街地に入るとほどなく次の停留所・名古屋栄に到着。ここでも1人が乗り込んできました。

 車内は4列シート、シートのカラーパターンも大阪バスと同じものでした。当然と言えば当然ですか。コンセントもあって本当に助かります。

 

名古屋駅に着くと7~8人が乗り込んできました。学生さんらしい姿がほとんどというのも興味深いです。

定刻よりもやや遅れて出発。乗務員さんのアナウンスで

「今日は長田とUSJで降りるお客さんが居ないけど、もし変更して降りるのなら教えてほしいです」

という旨の案内が流れました。長田の降車地は高速道路の下だからいきなり「降りたい」って言っても無理ですからね・・・烏森ランプから名古屋高速に。

f:id:tabisuru_sumiya:20171103001112j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20171103001131j:plain

庄内川を渡っていよいよ名古屋を脱出。それにしてもホントに乗りバス日和な素晴らしい天気です。

木曽三川を渡ったあたりからスムーズに流れはじめ、90キロ台を保持して滑るような感覚で安定した走りになりました。亀山JCTから新名神へ。交通量はさらに減って時折すさまじい勢いで抜いて行くスポーツカー以外は至って平和です。

甲南PAで20分休憩。売店を少し覗いて戻ると豊橋からの豊鉄バス「ほの国号」が停まってました。

草津JCTで再び雑踏の中に飛び込みそのまま京滋バイパスへ。京都の市街地を走る名神をパスできるとあって交通量は常に多いというイメージがあります。そろそろ3車線化しなきゃ捌けないでは・・・

京田辺の料金所を抜けた先にある高速京田辺に停車。

f:id:tabisuru_sumiya:20171103001143j:plain 

1~2人が下車。京都府下のバス停ではありますが、意外と枚方にも近いことや片町線の駅が近いということもあって多くの路線が立ち寄ります。

片側3車線をまったり走り門真JCTから近畿道、さらに長田JCTで阪神高速東大阪線へ。森之宮までは年中行事のごとく渋滞しておりノロノロ運転を強いられましたが、運行ダイヤにはそのあたりも盛り込まれているようで、大阪駅前到着はそれでも10分ほどの早着に。ここで大半が下車し、客は僕とあと数人ほどに。

USJで降車しない事を再び乗務員さんから確認され、そのまま御堂筋を南下。

南海なんば駅の前を通り、新今宮の界隈を環状線沿いに進み、終点の天王寺駅についたのは定刻よりも20分近く早い11時40分頃でした。

f:id:tabisuru_sumiya:20171103001151j:plain f:id:tabisuru_sumiya:20171103001200j:plain

環状線を跨ぐ陸橋の傍という意外な場所が終点であることに驚かされましたが、天王寺駅の駅ビルがすぐそこに見えているので充分徒歩圏内であることは確かですね。

(令和元年5月13日記事構成変更)

Ⓒ2017 「乗ってみました」編集管理・電話番