阪急バス 大阪福井線

【路線データ】

  • 事業者:阪急バス
  • 路線名:大阪福井線
  • 車両型:日野セレガ
  • 路線型:高速路線バス(都市間連絡型)
  • 乗車日:平成27年8月29日
  • 乗車区間:福井駅東口~大阪梅田

【乗車記】

バスターミナルに着くと京福の高速バスでお馴染の漢字をデザインした車両が停まっていたので撮影。よく見たら「京福リムジンバス」・・・「京福」と名乗っていますが、ナンバーは隣県の石川という「変わり種」でした。

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ほどなく大阪行きが到着。阪急バスの担当でした。今朝大阪を発った便が福井で整備と休息を済ませ夕方の便で戻るので毎日この時間は阪急バスが担当します。

アサインされた席は「11D」。乗りバスの本分からすれば前方の席を陣取りかぶりつきを楽しむところですが、行程の大半が夜になりあまりよい展望は望めそうに無い事と、今回は仕事で来ていたという事もあって「ゆったりと帰りたい」と思ってここを指名買いしました。

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「ゆったり」というのはこの足元の事。エンジン音が響くのと非常ドアが近い事、また足元には非常時に使う冶具があったりするのですが、それさえガマンすれば至って快適なポジションです。結果的に最終乗車地の敦賀ICまで隣に客が来る事もなかったので広々と席を使えました。4列シートの足元は狭い、というのが通り相場なのは誰もが認識している事だと思われますが、稀にこういう「当たり席」に出くわすので高速バスの旅が止められないのかもしれません。

定刻に発車。乗務員さんの車内案内、到着時間案内と続き一通り終わったあたりすでに市街地の外れに来ていました。乗務員さんの大阪弁のイントネーションが「ああこれから帰るんだなぁ」と実感させられます。福井ICから北陸道へ。

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それほど飛ばすでもなく鯖江IC、武生IC、敦賀ICと停車を繰り返します。鯖江で1人乗ってきた以外は「ゼロ行進」で車内の入りも5割あるかないか、といったところでしょうか。敦賀ICを出る頃には弱い雨が窓にまとわりつき始め・・・滋賀県に入るもすでに外は真っ暗。携帯をプチプチ弄っていたら「お疲れさまでした。多賀SA到着です。10分ほど停車します・・・」という案内が流れました。

外に出てみると大雨。それでも休憩を堪能(?)すべく近くのコンビニへ。そしてここのブログ用に写真を撮ってみましたが容赦なくカラダを雨が叩きつけます。なんとか撮影してバスにかけ戻りました。半ば雨にバス車内へ追いやられた格好に・・・

 

最初の降車地・京都深草で5名が下車。乗ってる数からすれば結構多い方だと思います。続いて停まった名神大山崎でも1人が降車。他路線ではほとんど降りる客を見た事がないバス停ですが・・・逆にその次に停車予定だった名神高槻は降車予告が無いということでスルー。これも意外でした。

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終点の大阪梅田に到着すると、ほどなく後ろに同じ阪急の高速バスが到着。この時間帯は中距離系昼行便の到着ラッシュで、朝出た阪急バスが1日かけて戻ってきたという事になります。

(令和元年5月22日記事構成変更)

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