京福バス 北陸道高速バス

【路線データ】

  • 事業者:京福バス
  • 路線名:北陸道高速バス
  • 車両型:日野セレガ
  • 路線型:高速路線バス(都市間連絡型)
  • 乗車日:平成27年8月28日
  • 乗車区間:名鉄バスセンター~福井駅東口

【乗車記】

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名鉄バスセンターの待合室で涼をとった後、乗り場へ移動。ちょうど高岡・氷見行きの加越能バスが客扱い中でした。出発してほどなく黄色い高速バスが入線。車体サイドに漢字を大きくデザインした大胆なもので、随分前からこのデザインの高速バスは見かけますが、今もなお新鮮さを感じさせます。

乗務員さんの改札を受け車内へ。4列シートが並ぶごく標準的な昼行仕様の内装で、足置きがあるのが嬉しい限りです。

定刻に発車。バスセンターを出てしばらくは同時発車した名鉄バスの高速車とランデブーしていましたが、こちらは駅の反対側へ出るべく高架をくぐり、

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名古屋駅BT到着。ここで大量の乗車があって8割方の席が埋まったようです。

名古屋駅BTを出て則武町付近を流すように走り、栄生駅(名鉄)の高架をくぐって再び鉄道線を左に見るポジションに。そのまま国道22号へ入り若干流れが悪いかな・・・と思った頃に最後の乗車地・名神一宮に到着。乗務員さんが降りて周りを確認のち舞い戻って発車。乗車はゼロでした・・・

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名神に乗るとこれまた交通量が多く、車間距離に気を付けつつグイグイと加速。木曽川を渡ったあたりまでは覚えていましたがいつのまにか寝入ってしまい、気がついたら米原JCTで北陸道に入ったあたりでした。あれだけ交通量の多い名神高速を大きなショックもなく走らせる乗務員さんの技量にただただ脱帽するばかりです。

仕事の関係で湖東・湖北方面はよく走りますが、こうして高速バスから見る風景はやはりどこか違うもので、見慣れたはずの伊吹山も雲が隠しているせいで何か神々しく見えました。

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賤ヶ岳SAで10分休憩。ようやく車体に書かれた感じが「光」であることを知りました。確か以前見た漢字は「愛」だったように思うのですが・・・色々バリエーションがあるようです。

本線に戻ると余呉から先の連続カーブを慎重に、それでいて大胆に加速しつつクリアし最初の降車地・敦賀ICに到着。ここで4~5人が降車。この後、杉津・刀根の旧北陸線に沿って連続したコーナーと勾配を滑らかにこなす。エンジンをあまり吹かさないのか本当に静かでした。

武生IC、鯖江ICと降車地が続き、その都度2~3人が降車していきます。福井への客ばかりだろうとタカをくくっていたのですが、意外と途中バス停の利用が多いのに驚かされます。

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福井ICで高速を降り、国道158号を福井の市街地へ。夕方ラッシュの始まっている頃だが意外と国道は空いていて、市街地の入口で少し混雑したのを除けば至って快適なルートでした。

定刻より若干遅れて終点の福井駅東口に到着。あれだけ混んでいた名古屋の市街地や福井の小渋滞に付き合ったのにも関わらず、数分の遅れで済んだのにこれまた驚きました。

(令和元年5月15日記事構成変更)

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