旅する炭屋~炭屋さんだって旅したい~

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みすずハイウェイバス 長野駅前~飯田駅 川中島バス

7月30日、業務を申し送り福岡へ移動開始。信州中野駅からどう見ても「東急田園都市線」にしか見えない長電電車で長野市内へ。地下区間はこれまた「これ何て神戸高速?」という雰囲気だったし。


チケットを買い駅前で撮りバスに励むも、暑さに勝てずコーヒーショップへ逃げ込む。出発10分前にバス停に戻るものの、どうも様子がおかしい。気がついたら先ほどチケットを買った時の係員がバス待ちうの客にアナウンス。
「市内の渋滞で各路線とも15分ほど遅れています」
との事。ちょうど観光シーズンだし仕方ないか。

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ほぼきっちり15分遅れでやってきた「みすずハイウェイバス」飯田行きは川中島バス担当のエアロクィーンHD車。ごく標準的な県内高速線仕様といった感じ。

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4列シートの窓側がさらりと埋まり通路側もチラホラ居るといった客の入りで発車。乗務員さんから
「本日は回送中の国道渋滞のため発車遅れましたことお詫び申し上げます・・・」
との恐縮した声が車内に響く。鉄道と違ってモロにこういう影響は受けてしまうのだが、利用する側からすれば不可抗力なのはわかっているのであまり気にはならない。鉄道だったらブーイングの嵐だったりするが・・・


市内乗車地の長野BT、丹波島橋南、川中島古戦場は乗車ゼロ。高速に入る手前の長野インターで1人乗ってきた。

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長野インターから上信越道に入り一路南下開始。ほどなく最初の降車地―長野道姨捨に入るが乗降はゼロ。ちなみにここから伊那地区までは乗降フリー区間になる。熊本~宮崎間「なんぷう号」の御船(熊本県)~清武(宮崎県)間に匹敵するほどの長距離区間が乗降フリーだと言い換えればこの路線が単なる県内都市間高速バスではない事が判ると思う(長野県が南北にデカいという地理的条件もあるが・・・


風景もなんとなく九州道の八代~人吉間に酷似しており、川こそ併走していないが行けども行けども山ばかり。単調さについ眠気が・・・気がついたら明科のバス停を出たところだった。今度は山岳風景から一転、のどかな盆地の中を走っていた。

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梓川PAで10分休憩。「みずすハイウェイバス」で飯田線のみ途中休憩がある。客の大半が下車。暑さは相変わらずだが長野市内より湿気が少ない分気持ちはいい。


出発してほどなく着いた松本インターで乗降ともにあった。同じ「みすずハイウェイバス」の長野松本線の補完、といったところか。

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インターのバス停に入る直前に京王バスとスライド。対信州路線は同社にとって伝統路線になっていると共に、新型のエアロエースもかなりポピュラーになってきた。


神林、野村、みどり湖と1~2人程度の乗車があって車内は結構込み合ってきた。客同士も顔なじみというパターンが多いのか、乗り合わせてあいさつをし近くのシートで談笑という近郊電車の車内のような雰囲気である。都市間高速バスの車内の雰囲気とはまた違っている。
辰野付近で長野道から中央道へ。降車が目立ち始めたのは中央道辰野からで、ずいぶん山の中だが、家族だか知り合いだかの迎えの車が来ており足の心配はなさそう。地方の高速バスではありふれた風景なのだろう。


伊那インターからは降車のみとなる。共同運行先の信南交通のエリアに入ったからか。

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駒ヶ根インターでまとまった下車があり、バス停付近が一瞬にぎやかになる。バス停で待っていた客が乗務員さんに「東京からですか?」と訊いたりしているあたり、「中央高速バス」の新宿飯田線の客を待っているのだろう。こういうやりとりは一昔前ならば鉄道駅での風景だったんだが・・・

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松川付近で長野行き「みすずハイウェイバス」の僚車とスライドし、続いて

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西日本JRバスの「中央道昼特急4号」とスライド。他所で地元の会社の車両を見るのは何となくホッとする。


上飯田までは降車は無かったが、飯田インターを出てすぐの伊賀良で数人が下車。地方色豊かなバス停名だが市内路線、高速路線別に乗り場がきっちり分かれており物産店を併設した立派なバスターミナルである。昔からの乗り場なのだろうけど最近整備されたなら「飯田インターバスターミナル」になってたかも。


細い県道をジリジリ進み、途中で

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諏訪バス担当の「中央高速バス」新宿行きとスライド。新宿まで4時間・・・南信の遠さを改めて実感する(長野新宿線も4時間、松本新宿線は3時間)
かなり高台に登っていくな、と思ったらおもむろに左折。

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飯田駅前に13時半前に到着。僕を含め3人ほどが下車した。バスはあと1駅・飯田バスターミナルに向かうため駅前を後にした。


思えば松本新宿線と同じ、3時間の所要時間はいかにも長い。しかしライバルと目されているJR篠ノ井、飯田線を走る快速「みすず」はバスより1~2時間長く、時間帯によっては乗り換えが生じる場合もある。よってこの区間での最速の交通機関はこの「みすずハイウェイバス」という事になる。松本、伊那地区での途中利用も出来る分、その機動性の高さはJRに真似は不可能ではないかと思う。
(2010年7月30日乗車)

(乗継先:中央道特急バス 飯田駅前〜名鉄BC

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