JR北海道 特急スーパー白鳥22号

【路線データ】

  • 事業者:JR北海道
  • 路線名:特急スーパー白鳥22号
  • 車両型:789系
  • 路線型:特急列車
  • 乗車日:平成24年8月3日
  • 乗車区間:函館~知内

【乗車記】

函館観光(?)らしき事をして、次に乗ったのが新青森行き特急「スーパー白鳥22号」です。この列車が午前中にこれから向かう目的先に停まる唯一の列車ということで・・・どの駅に停まるのかは最後のお楽しみということで(謎)

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五稜郭を出て、江差線にゆっくり入っていき「函館都市圏」を快走。上磯を過ぎて海岸線に出ると、函館湾に上がる太陽がやたらまぶしい。向こうに見えるのは函館山でしょうか。

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今日は晴れの一日かな・・・と思ったら渡島当別あたりから一気にかき曇りだし、木古内に到着する頃にはちょっとした吹雪状態。やっぱり天気も北国では「額面」通り(天気予報通り)ではないという事ですね。
木古内では「スーパー白鳥」が発車するホームの外で大勢の人が手を振っていました。帰省していた家族の誰かを送りに出てきたのでしょう。こういう光景ってめっきり目にする機会が減りましたが、改めて見ると他人の事とは言え、ほのぼのとした気持ちになります。
木古内を出るとそれまでのヨタヨタ走りから一転、主電動機を鋭く響かせ一路海峡線へ。雪も激しく降りだした中、お構いなく雪煙をたてて突っ走ります。
新幹線が出来たらこの雪の中をどういう感じで走る、と形容したらいいのでしょうか。何個かのトンネルを抜け「まもなく知内です」という自動放送につられてデッキへ。誰もいないだろう・・・と思ったデッキには3人ほど居ました。

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知内に到着してホームに出てふと走ってきた方向を見ると、1両ばかりはみ出して停まっていました。車掌さんがしきりに

「一番後ろのドアは開きません・・・」

と連呼していたのはこれの事でしたか・・・在来線列車の中で最優等種別の「特急」といえども、ローカル駅に停まるというのはなかなか難しい事のようです。

 (令和元年5月22日記事構成変更)

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