旅する炭屋~炭屋さんだって旅したい~

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青春昼特急309号 東京駅八重洲口~大阪駅桜橋口 JRバス関東

実際、東京駅の八重洲口にやってきたのは9時半過ぎ。大阪行き「青春昼特急309号」まではまだ時間がある。月並みな待ち時間の行動として、東京駅向かいにある皇居へ観光に行ってみた・・・が、これが意外と遠く八重洲口に戻ってきたのは出発10分前。皇居に立ち入れた訳では勿論ないが、その前の広場を往復するだけでも時間を食ってしまう事に大いに面食らった。


茨城交通の高速バスが出発して間髪を入れずに1台にダブルデッカーが到着。

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大阪行き「青春昼特急309号」JRバス関東便である。見た目は「東海道昼特急」と同じエアロキングだ。到着すると即座に入口には長い列が・・・なんとなくイヤな予感がする。改札を受ける際に乗務員さんが持っている座席表を見て・・・びっしりと座席を表すマス目に名前が書かれていた。僕の隣にも当然名前があったのを確認して軽く失望した。事前に空席をネットで調べたら空席はいくつかあったのに・・・ま、この時期に空席がたくさんある事を期待した僕に対して失望すべきなのかもしれないが。


座席(4D)に着いて荷物を置いて周りを見回してみる。昨日乗った「超得割青春号」とほぼ同じ年齢層なのが確実だった。いや、それにしても学生以外の客がいてもよさそうなものだが、考えてみれば10時半過ぎに東京を出て夕方遅くに大阪」に入るという時間帯はいかにも中途半端だ。それを言ってしまうとその前後を走るノーマルの「昼特急」も中途半端って事になってしまうが、向こうは独立3列シートを装備しており運賃の中にはゆったりとした「空間」を提供する、その代価も含まれている。
だけど、こちらは4列シートがずらりと並ぶだけで味も素っ気も無い。昨日乗った「超得割青春号」との差はトイレの有無だけだ。この便も「座っていければそれだけでいい」という客層だけに焦点を合わせているのだろう。運賃も4200円だし、文句は言えない。


定刻に東京駅八重洲口を発車。車内放送でこんな注釈があった。


「休憩地は鮎沢、浜名湖、甲南の各PAです。本来は足柄SAでの休憩となりますが、会社の指示により鮎沢PAでの休憩となります・・・」


「超得割青春号」も鮎沢PAで休憩したが、昼行便も同じというのはこの時期だけの措置って事なのだろう。さきほど汗だくで歩いた皇居前を過ぎ、霞ヶ関から首都高速に乗る。

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いきなり渋滞していた訳ですが。三軒茶屋の手前までノロノロ運転だったが徐々に加速。

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東名高速に入って最初の乗車地・東名向ヶ丘は乗車ゼロ。続いて東名江田も乗車は無かった。もっともこれだけびっしり客で埋まった車内に、仮に予約したとしても途中停留所から乗り込むのは、ある意味勇気が要りそうだ。
港北PA付近で再び減速し、首都高速並みのノロノロ運転に戻った。東京発車直後に、
「交通情報によりますとこの先、厚木先頭で20キロほどの渋滞が発生しています」
という乗務員さんからの案内があったのを思い出した。
結局、交通情報どおり厚木インター手前まで渋滞は続き、中井PA付近で解消となった。自然渋滞なだけに始末が悪い。用賀~厚木間だけでも片側5車線くらいに増やさないと渋滞は解消しない・・・かな?


気づいたら酒匂川が車窓の友になっており、渡る谷がはるか下の方になっているのを見て、東名高速がずいぶん高い位置を走っている事に気づかされる。
正午を20分ほど過ぎたあたりで最初の休憩地・鮎沢PAに到着。

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15分ほどの休憩となったので昼食を・・・と、売店に駆け込むがハラの足しになりそうなものはまったく無かった。カウンターで注文する軽食は用意されていたが、この休憩時間では食べて戻るって事は叶いそうに無い。こういう事態は覚悟していたが実際遭遇するとやはりヘコむ。スナック菓子だけ買って次の休憩地まで何とか我慢する。


定番の由比付近の海岸線に見とれたり、静清バイパスが頭上をダイナミックに越していくサマを見て感心したりして・・・そして「落ちた」(睡眠的な意味で
目が覚めたのは浜松手前の天竜川を渡ったあたり。周りも結構居眠っている。そう言えば東京出発直後は前方のグループ客が菓子を投げたり飲み物を融通したりと、さながら昨日の夜行と同じ修学旅行のような風景が展開していたが、今やほとんどが白河夜船・・・

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14時半前くらいに浜名湖SAに滑り込んで2回目の休憩。売店へ走り惣菜パンを2つ確保してバスに戻る。売店の弁当等はほとんど売り切れ・・・時間帯からすれば当然か。車内の客のうち何人かと売店で会った。そのほとんどがパンやスナック菓子を抱えているあたり意外とこのバスには僕同様、「昼食難民」がいるようだった(笑)
併設の上りSAには、

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「プレミアム昼特急」が同じように休憩中だった。時間帯から察するに「6号」のようだ。


発車直後に「次は三ヶ日に停まります・・・」という案内があってほどなく高速を降りた。

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料金所を出てすぐに左折して停車。ここが「JRバス関東三ヶ日営業所」のようで、ここまでハンドルを握ってきた乗務員さんが下車し、ここからは、


「乗務員交替しました。西日本JRバス大阪営業所の○○が大阪までご案内致します。」


との事。停車時間にして5分あるかないかといったトコロか。乗務員交替だけなので客の休憩はないが、それならばさっき休憩した浜名湖SAで交替すればと思ったが夜行便との兼ね合いと、休憩している客の保安管理上の問題等があるのだろう。


豊川を過ぎると俄かに交通量が増え始め、つんのめるようにしてブレーキがかかり始める。交通量は増えたが幸い渋滞は発生せず豊田JCTから伊勢湾岸道へ。

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名古屋市内の港湾にかかる「名港トリトン」がなんとなく朱に染まり始め夕方が始まったことを実感。車内の雰囲気も気だるさが漂いはじめた。が、それを苦にしている様子は皆無で、ひたすら眠っているか邪気の無い笑い声で談笑する姿ばかりで非常に印象深い。学生さんの不思議なパワーに圧倒されるばかりである。


東名阪に入ってしばらくは交通量の多さからトリッキーな走りを見せていたが、亀山JCTから入った新名神では交通量が激減したせいか落ち着いた走りに戻った。高速路線の乗務員さんの気苦労は計り知れない。

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最後の休憩地・甲南PAには17時前に到着。
夜行で立ち寄った土山SAは広大だったが、ここはささやかなもの。山間の小駅といった風情である。3度目となると降りる客は半分くらいで残りは車内で睡眠を貪っていた。夕陽が大きな車体をキレイに染め始めた・・・
名神に入り最終行路へ突入。会話の中にも

「京都駅ってバス停から遠いかなぁ・・・」

「安く食える店が大阪には・・・」

といった目的地を意識しだしたものが目立ち始めた。

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その京都深草で最初の客扱停車。時刻は18時前。厚木の渋滞が響いて10分ほど遅れているとか。ここで数人が下車していった。バス停至近にある京阪電車の藤森駅からだと京都の中心はあっという間だ。
大山崎からは左ルートを走り、渋滞の名所である高槻バス停付近も僅かな混雑だけでスルー。

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名神吹田で高速を出て中央環状線を流すように走る。ここも渋滞多発地帯だが目だった渋滞はなく、通勤の車に混じりながら新御堂筋へ。2つ目の停留所・千里ニュータウンで3人ほどが下車していった。

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首都高速よりひどい新御堂筋の渋滞の中を走って、終点の大阪駅桜橋口には18時50分過ぎ・・・大阪側の渋滞はそれほど所要時間に響かなかったようで、きっちり10分遅れのままだった。


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何と言うか、個人的に昼行の4列は中距離路線が限界と悟ったのが今回の旅の収穫だった。「最低限」というニーズに応えるのは自然の流れかもしれない。が、その一方でプレミアムシートという上位クラスがあったり、クレイドルシートの並ぶ無印昼特急のように「ミドルクラス」があって、その選択肢を客に選ばせるという手法は、少し前まで1クラス(無印昼特急だけ)しかなかった時からすれば斬新である。ツアーバス対策という名目があるにせよ、副次的な産物として多クラス化による客の区別化が進んだ事は、ある意味高速バスの将来を暗示しているように思う。


と、ウダウダと偉そうに書き連ねてみたが個人的には「東阪間に4列は疲れた」が正直な感想、かな。
(2010年8月21日乗車)

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